概要
ベクターソル、ベクタールナ、ベクターマーズの3機のベクターマシンが合体して完成する機械天使。
合体の際、ベクターソルはヘッド、ベクタールナはバック、ベクターマーズは脚に変形する。
ソーラーアクエリオンはアクエリオンの基本形態とも言える姿であり、おそらく最も認知度が高い形態。一番の短足で重心が安定しており、格闘戦に秀でているほか、ヘッドを務めているエレメントの力を最大に引き出すことが可能であるため、アクエリオンルナ、アクエリオンマーズの2機とくらべて総合力が高い。
代表技は「無限拳(むげんパンチ)」。
なお、「ソーラーアクエリオン」の名前はアポロがヘッドを務めている時に呼ばれる名前であり、アポロ以外がヘッドを務めた場合は「アクエリオンソル」と呼ばれ、ソーラーウイングの展開も無い。
合体時の構造上、ベクタールナを丸々背負った状態なため、超合金のソーラーアクエリオンは膝関節が貧弱なことも重なり、スタンド無しでの自立が困難となる。
亜種形態
シルバーアクエリオン
リーナ・ルーンがヘッドを務めた際、銀色に変色したソーラーアクエリオン。
高次元合体アクエリオン
ミラーアクエリオンとの戦闘に際して高次元空間から質量を吸収して巨大化したソーラーアクエリオン。
「超3D無限拳(高次元ムゲンアタック)」を放ち、「月到黄金矢(ルナティックアーチェリー)」でミラーベクタールナを、「超長距離伸縮剣(ロングレンジセイバー)」でミラーベクターマーズを、「無限拳」でミラーベクターソルをほぼ同時に撃破した。
創聖合体アクエリオン
アポロ、シリウス、頭翅の三人が乗り込んだベクターマシンが合体した形態。
最終話にて生命の木崩壊による地球崩壊を防ぐため「無限合體拳(ムゲンガッタイケン)」を使い、生命の木の代わりとなって地中へと消えた。アクエリオンEVOLにて復活するが、ミカゲの手によってエンシェントアクエリオンへと変貌を遂げる。
ANCIENT AQ(エンシェントアクエリオン)
トワノ・ミカゲの「蹂躙合体」により異常合体したソーラーアクエリオン。
カラーリングや模様が頭翅のケルビム・ヴェルルゼバのようになり、禍々しい装飾が追加されている。
ミコノ・スズシロのベクタールナと、同じくミカゲによって意識を失ったカグラ・デムリのベクターソルに相次いで強引に合体して完成した。
操縦はベクターマーズに乗っているミカゲ単独によって行われる。
「太陽の翼」の力とアイアンシーから得た力により黒い太陽を生み出し、ヴェーガ(地球)を瞬く間に干上がらせた。
因果律を覆すほどの力を持つため、無限拳は拳が当たったという結果から先に出現させ、その後にパンチが伸びる理由が付いてくるといった芸当を披露。
また、地球から星の力を吸い取り高次元合体よろしく巨大化。強引に地球とアルテアを引き寄せようとした。
アクエリオンLOVEとの激闘の末にEVOLと合体し、事実上消滅した。
一説によると、「3つのベクターに分割される前の本来のアクエリオン」とのこと。