上杉景虎
うえすぎかげとら
概要
天文23年(1554年) ~ 天正7年3月24日(1579年4月19日)。
北条氏康の七男。母は遠山康光の妹とされる。
初めは北条三郎と名乗ったと推定されるが、幼いころから人質として他家を転々とさせられる。
後に上杉と北条の同盟締結に際して、上杉謙信の元へ養子に出され、謙信の以前の名であった「景虎」をもらい、上杉景虎となった。
しかし、謙信が後継者を明確にしないまま急逝すると、上杉家の相続を巡って義兄弟の上杉景勝と争う「御館の乱」が起こってしまう。
当初は実家の北条氏とそれと手を組んでいた武田勝頼のバックアップにより景虎側が優勢であったが、景勝側は次第に形勢を返し始め、孤立無援となった景虎は実家である北条家に助けを求め小田原に逃れようとした。しかし、その途中部下の裏切りに会い、追いつめられた景虎は鮫ヶ尾城にて妻・華姫(清円院)らとともに自害し、その生涯を閉じた。享年は26歳とされる。
容姿端麗で聡明な人物であったと記録が残っている。
若くして志半ばに命を落とした美貌の青年って…それなんてドラマ?
関連作品
戦国無双4
NPCとして参戦。ただし、他のNPC武将と異なり顔のみオリジナルのデザインになっている。
上述の『100万人』に比べ、誠実で血気盛んな好青年として描かれている。
主に「北条の章」「上杉の章」に登場。とくに「上杉の章」においては、景勝と対をなすもう一人の主人公とも言えるほどストーリーに大きく係わっている。
北条氏康の子として、早川殿をはじめとする他の姉弟たちととも小田原城に暮らしていたが、上杉謙信の襲撃を受け、領民を守るために両家和睦の人質として上杉家に送り出される。
当初は「家族に捨てられ居場所を失った」と悲嘆し自刃を図るが、謙信とその姉・綾御前に静止される。その後、謙信の養子として迎えられ、居場所を与えられたその恩に報いようと戦場で武功を上げんと邁進する。謙信・綾を慕う一方で、綾の実子である景勝のことは「上杉の血縁に胡座をかいている」とし心良く思っておらず、合戦前に食って掛かるなど強い対抗意識をみせている。
DLCの追加シナリオにおいても高い頻度で合戦に参加しており、討伐ミッションに組み込まれるなど何かと目立っている。ファンの間では「4でここまで目立ったのだから続編タイトルでPC化するのでは?」と期待の声も上がっている。
ちなみにNPCのため本編では使用できないものの、本作オリジナルモードである「流浪演舞」では仲間にすることでパートナーとして使用可能になる。
武器は凡庸武将と同じ刀を使用、CVも他武将と共通で特殊会話はない。