概要
上杉景虎の正室(継室)で、長尾政景の娘(長女)。上杉謙信の姪。
実名は伝わっておらず、法名は「華渓正春大禅定尼」。その法名から俗に「華渓院」とも呼ばれ、鎌倉明月院には清円院殿貞鏡尼公と記された位牌も伝わっている。
略歴
元亀元年(1570年)、越相同盟が成立し、北条氏康の子・三郎が春日山城に入ると、叔父・上杉謙信によって三郎に嫁ぎ、三郎は名を「上杉景虎」と改めた。翌年には嫡男・道満丸を出産。越相同盟の破綻後も景虎の継室でい続けられた。
しかし天正6年(1578年)の謙信の没後、その養子である夫・景虎と実兄(もしくは弟)・景勝との間に内紛・御館の乱が勃発。
諸系図に記されている没日(3月24日)が正しければ、景虎が敗北すると彼と共に鮫ヶ尾城で死亡した可能性が高い。
戦国大戦において
上杉家の武将として、「華姫」の名前で参戦。
CVは平野綾。
見出し画像も、戦国大戦におけるイラストがモデルである。
イラストに使用されている漢字は「凛」(位置は鉢巻の縁)。
ゲーム上では、見た目に違わず台詞も『今日も元気にいってみよ~!』(開戦前)や、『おしおきしちゃうぞ~!』(城門攻城成功時)というなど、明朗快活な少女として描かれている。(「1570魔王上洛す」の時点で14歳程なためだろう。)
スペックは、コスト1 武力2/統率2の弓足軽で、特技は「魅力」。
能力面だけで見ると物足りないが、持ち計略「一身同体」が光る。
「効果範囲内の『上杉家の武将』を対象にし、その中でも『最も武力の高い武将』の武力を大幅に上げ、移動速度も高める」という強力な効果。
限定的な部分が多いものの、「上杉家」単一で組めば問題にならない。
しかし、必要士気4でここまで強力な効果というだけではなく、勿論デメリットも付いている。
効果中は華姫自身は移動を封じられる上に、「効果を受けた武将」か「華姫自身」が撤退してしまうと、そのもう片割れも一緒に撤退してしまう。
良い意味でも、悪い意味でも、まさに「一身同体」となってしまう効果だろう。
群雄伝においては史実と異なり景虎死亡後に死亡している(群雄伝保管庫より)。
「景虎様と景勝が仲良くなれば
ぜんぶ解決!」
また、EX仕様も存在する(こちらの計略は「艇身の術」で最後に撤退した武将を復活させ、さらに統率力を上昇させるが自身が撤退するというものでCVも土谷麻貴である。)