曖昧さ回避
概要
元は月で餅(薬)搗きの役割に就いていた玉兎。だが、その仕事に嫌気がさし、地上に逃亡。八意永琳と出会ったが、月への未練を見透かされ綿月姉妹への手紙を持って月に帰る事となる。
その後、綿月豊姫によって「昔地上に逃げたペット(鈴仙・優曇華院・イナバ)の名前」をそのまま付けられ、逃亡の罪の代わりとして玉兎兵兼綿月家のペットとしてそのまま綿月邸に住む事となった。
第二次月面戦争では依姫や仲間の玉兎たちとともに月の防衛の任に就いた他、豊姫の護衛または実働役として付き従った。
現在(第二次月面戦争終息後)は「月の使者」の一員であり、綿月豊姫と綿月依姫のペットである。
綿月姉妹二人の評判によると、戦闘センスは余り無いようである。ただ、最初に地上に降りた際の体調が万全でない状態で博麗霊夢に取られた(回収された)月の羽衣を、霊夢が気付かぬほどの一瞬で奪い取るなどの身体能力を発揮しており、鈴仙と同種の能力は持っているようである。
登場作品
- 『東方儚月抄』(小説版、漫画版、4コマ版)
種族
月の都に住む種族。基本的には、月人の奉仕種族であるようだ。薬搗きや兵隊などの仕事についている。ただ、都では将棋をしていたり噂話に花を咲かせたりと、割と自由な暮らしはしているようである。兵士として従事する玉兎たちも、監視の目のないところでは訓練時間中と思しき場面でもサボったり力を抜いたりと、のんびりしている。
また玉兎たちはその耳で同族同士で遠距離通信が出来、これが生来の噂・ゴシップ好きに拍車を掛けているようだ。なおこの遠距離通信は鈴仙も可能で、地上と月の間でのやり取りも可能。
容姿
ショートヘアに、垂れ気味のもちもちウサミミである。
服装は、鈴仙と同じく、紺(黒寄り)のブレザー、白のミニスカート。それに加えて黒のニーソとなっている。訓練時や有事の際は、耳の出る白いヘルメットと銃剣を装着する。
地上に逃げた時は、地上の妖怪兎に紛れる為に、出所は不明だが情報を元に地上の兎の格好(因幡てゐと似た服装)をしたりもしていた。
カラーについて
底巻のアニメイト特典により、水色の髪を始めとした公式のカラーが判明した。
ソースが限られているため、公式カラーでの描画がまだ少ない。
ちなみに、その後発売した『東方儚月抄 ~ 月のイナバと地上の因幡』(通称うどんげっしょー)下巻(通常版)の裏表紙において薄紫色で塗られたため、水色髪派、薄紫髪派とどちらでもありになった模様。
性格
玉兎の例に漏れず噂好きで臆病。また、やや調子に乗り易い面もあるようだ。ただ、自分の慢心に気付き後悔したりする面もある。
文章を書くのは苦手なようで、書いた手紙を豊姫に酷評されたりもしている。
4コマ版では、永遠亭の偵察を綿月姉妹から仰せ付かったのに鈴仙とてゐに一瞬でバラしてしまうなど、ドジッ子な面も。
関連イラスト
関連タグ
原作関連
関連キャラクター
綿月依姫/依姫 綿月豊姫/豊姫 鈴仙・優曇華院・イナバ/鈴仙 八意永琳 因幡てゐ 博麗霊夢 八雲紫 八雲藍