概要
インスタントとはいっても「レシピ」は製作者のさじ加減次第なので、物によっては下手な正規品の爆発物よりも強烈なものに仕上がる場合がある。
中東辺りで問題になっている自動車爆弾(車爆弾)もこれの一種。
作り方(作っちゃダメだぞ)
即席爆発装置と言われるくらいなので、そりゃあもう身近にあるもの組み合わせて作るのが基本。
しょぼいものは花火の火薬を使って作る手榴弾程度のものから、大規模な物は不発弾を使ったり或いは紳士の爆弾よろしく火薬をしこたま詰め込んで戦車すら一発でふっとばすような代物、中に鉄釘や鉄球などの金属片を仕込んで殺傷力を上げたりするものまでなんでもあり。
ってか先ほど「作者のさじ加減ひとつ」と書いた通り、製作者の考え次第でなんでもあり。予測不可能。可能性は無限大。
なんでこんなものが問題なの?
IEDがヤバい理由、それは「どんなものかすら予測できない」ことである。
金属が使われていないから金属探知機に反応しない代物とかも余裕であるし、やたらめったら火薬を詰め込んでいて戦車を一発で行動不能にするものだって普通にある。
起爆装置だっていろいろあるから黙らせる方法を解析するのも一苦労。
心理的には結構侮れない兵器。
関連イラスト
関連タグ
即席爆発装置 - 表記ゆれ。