概要
爆発性のあるもの。取り扱いによって爆発の危険性があるもの。
日本の法律上は「激発物」と言い、業務以外の公共の場で使用した場合、激発物破裂罪に問われて死刑もありうる罪に問われる。広義には火薬・爆薬を用いないものを含める場合もある。
爆弾との違いは、爆弾はもっぱら攻撃、破壊に使われるのに対し、爆発物は爆発する物質全体を指す。
- 爆発そのもののエネルギー
- 爆発によって鋭利な破片を高速で飛散させる(榴弾など)
- 極めて激しく燃焼することや、爆発で飛散した可燃性液体などに着火
- 爆発が主ではないが、爆発よって有害・有毒な内容物を周囲に飛散させるもの
- その他、高いエネルギーや圧力を内部に秘めており、爆発の可能性があるもの
炸裂によって広範囲を攻撃するものが多く、直接命中させなくとも範囲内の相手を殺傷ないし重傷化、効率的に戦意を喪失させることが可能なことから、一方的に攻撃されたりテロや犯罪において大勢の民衆が集まる場所で用いられると非常に厄介となる。
大砲から発射される砲弾などはすべて爆発物…ではなく、弾種によっても異なる。