概要
CV:浪川大輔
年齢:17歳 身長:169cm 誕生日:6月1日(双子座) 血液型:B型
主人公。葦中学園高校の男子生徒。
飄々としたお調子者ので、学内で寮生活を送っており、みんなからは「 シロ 」と呼ばれている。菊理には狗朗(クロ)と合わせて、白黒コンビと呼ばれた。
学校でみんなからお弁当のおかずをもらい歩き、いつも和傘を持ち子猫と戯れている。アニメではどうして和傘を持っているか明かされなかったが、漫画版では『姉に渡された』という描写があった。
家族構成はアニメではごく普通の家庭としか語られなかったが、漫画版では姉と二人姉弟であると言っていた。仲が良いらしい。
自分にそっくりな何者かが『無色の王』を騙って、十束多々良を殺害したとして吠舞羅から追われ、セプター4も社を事件の重要人物として探している。
さらに、先代無色の王・三輪一言の遺臣である夜刀神狗朗に、その称号を騙った悪しき無色の王として命を狙われそうになるも、後に彼を説き伏せ、身の潔白を証明するために彼と行動を共にすることになる。
その中で、社は自らに関する重大な秘密を知っていく……。
何処にでもあるような普通の日常から、突如非日常へ足を踏み入れることとなり、困惑していたものの、元々世渡り上手で少々ずる賢いためか、順応していく。
本人は普通の高校生と言っているが、咄嗟に出任せを口にしたり、刀を突きつけられていてもある程度の平静を保っているほど肝が据わっていたりするなど、普通の高校生とは思えない面もある。
そして、自分の誕生日を覚えていなかったり、自らの情報が曖昧な部分があったり、謎の多い人物。
異能力を持つ者が多数出る中で、何も特別な能力を持っていない彼は、嘘やハッタリなどでどうにか切り抜けるという方法を取っている。因みに戦闘はほぼ狗朗任せ(その為か、原作者に主人公なのに影が薄いと言われてしまった)。
対人関係
クロ
初対面で、見惚れて頬を染めていた――――が、一言への心酔ぶりを見て、ドン引きする。自分を殺そうとしている人物だが、危険を冒してまで助けるなど、友人として大切に思っている様子。
その後もクロはシロの秘密をしるまで彼を疑ってはいたが、シロ自身はクロを信頼していた。
ネコ
学園でずっと一緒に居たが、クロに追いかけられて彼女が正体を現すまで、人間だとは夢にも思っていなかった。
彼女のことも友人として大切に思っているが、すぐ裸になることについては呆れている。
菊理・三科
二人ともクラスメイトでおそらく特別に仲の良い友人。菊理は席が隣同士で、三科から毎日の用に弁当のおかずを強奪していた。
しかし―――――本当は…………
劇場版
ネタバレになるので、詳細は避けるが、主人公という立場を返上した方が良いと思うのではないかと思うほど、出番が無かった。
学園K
周防・宗像以上に留年しているらしい。回想シーンでは第二次世界大戦の時代にまでさかのぼっていたため、狗朗に『若作りの白髪ジジイ』呼ばわりされていた。
頭は決して悪くないのに(医師免許を持っていることが判明している)留年している理由は、単純にサボっているから。
のらりくらりと周りを煙に巻いている。クロ―ディア先生には逆らえない。
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真実(ネタバレ注意)
シロの正体は、「無色の王」によって肉体を入れ替えられた、第一王権者「白銀の王」アドルフ・K・ヴァイスマンその人。現在のシロの肉体は、次代の「無色の王」に乗っ取られたどこかの少年の肉体で、無色の王はその身体で多々良を殺害。次に無色の王はヴァイスマンの肉体を乗っ取ったが、不変の能力を持ったヴァイスマンの中身と能力は乗り捨てられた少年の身体に逃げ込み、入れ替わり状態になった。
入れ替わりのショックで記憶喪失になり、飛行船から葦中学園に落下し、そこでストレインであるネコと出会う。ネコの能力でシロと雪染菊理たちに記憶操作が施され、ポスターの「いさな社」の文字から「伊佐那社」という架空の人物が生み出された。
記憶が蘇り、ヴァイスマンとして覚醒しても、自らを伊佐那社を名乗っている。