コピーロボット(ロックマン)
こぴーろぼっと
概要
初代ロックマンのワイリーステージ3に登場。
三次元コピーシステムによって、ロックマンと同じ姿を模したロボット。戦闘能力はオリジナルに準じており、ロックバスターによる攻撃以外にも、オリジナルが武器を8ボスから入手した特殊武器に変えるとコピー側も同じ特殊武器を装備する。
派生種
ドクロボットK-176
ロックマン3に登場。内部データを差し替えるだけで、どのロボットの性能もコピーできる骸骨型の大柄なロボット。8ボスを倒した後、ニードルマン、ジェミニマン、スパークマン、シャドーマンのステージにそれぞれ2体ずつ、計8体出現する。
戦闘能力は、前作のロックマン2に出現した8ボスの能力や行動パターンをコピーしており、ほぼ同じ思考パターンで戦う。身体が大きいので当たり判定も大きく、地形が前作の舞台と異なるので、対峙する個体によっては弱体化していたり、逆に恐ろしい程強化されていたりする。
ホログラフロックマンズ
ロックマン3に登場。ワイリーステージ3のボス。前々作に登場したコピーロボットが、2体のホログラフの偽物と共に襲ってくる。偽物を含めた3体が縦に並んだ三つの足場内を往復するように走り回り、移動する足場を入れ替わりながらロックバスターで一斉に攻撃してくる。攻撃は本物にしか当たらず、偽物は一切の攻撃が効かない。こちらが武器を変更するとそれに合わせてボディの色も変わるが、こちらは特殊武器での攻撃はしてこない。
ウェポンアーカイブ
ロックマン10に登場。ワイリーステージ1のボス。初代〜9までの過去のナンバリングタイトルに登場した8ボスの能力をコピーしたコアで、3体で一組のチームで全9体との戦闘になる。能力のコピー元はエレキマン、ウッドマン、ジェミニマン、リングマン、ナパームマン、フレイムマン、スラッシュマン、フロストマン、トルネードマンとなっている。
行動パターンは完全なコピーという訳ではなく、原作と比較すると若干異なる個体もいる。
ロックマン?
ロックマンロックマンに登場。ロックマン以外のキャラ(ロール、ブルースを除く)をプレイヤーにした時、そのキャラが本来ボスとして登場するステージに登場する。オリジナルに比べて目付きが悪く、ヘルメットのデザインが若干異なる(額近くの出っ張りが四角ではなく逆三角)。バスターの色も緑色で、撃破した時に飛び散る粒子も緑色。首に紫色のマフラーを巻いている。
一人称は「俺」。ワイリーの事を「様」付けで呼んでおり、対峙したプレイヤーをワイリー側へ勧誘して引き入れようとする。口調も悪く、戦闘中に後述の大技であるチャージショットを放つ時に「砕けろ!」と叫ぶなど、オリジナルとは対照的に凶悪な性格。そしてオリジナルの事も「バカな本物」と言って見下している。
戦闘能力は、後述のコピーロボットとしてのロックマンとは若干異なり、ステージを往復するように走り回り、時々緑色のロックバスターで攻撃してくる。そして、プレイヤーが目の前までやって来るとスライディングかジャンプのどちらかの行動を取る。
大技は、その場で立ち止まってからのチャージショット。チャージ中は無敵状態になっており、こちらの動きに合わせてチャージが一段階目の時でも撃ち放ってくる他、難易度がきつきつの時は移動しながらのチャージも行う。
ロックマンロックマンにおけるコピーロボット
FC版と同じく、ワイリーステージ3のボスとして登場。オリジナルのカラーリングに青みがかかった容姿となっている。今作では、ステージ内でのボスラッシュで登場する8ボス達もコピーロボットという事になっている。
自らがコピーである事を自覚しており、対峙した相手を「オリジナル」と呼ぶ。また、オリジナルの記憶も受け継いでおり、戦闘前の掛け合いでは相手の行動や本音から来る皮肉を言い放つ。
8ボスのコピーの戦闘能力はそれぞれ元のステージで戦ったものと変わらないが、最終ボスとしての戦いでは武器の都合で与えられるダメージがお互い非常に少ない為、長期戦は必至。
ロックマンのコピーの行動パターンはFC版とは異なり、難易度がそこそこの時は任意で特殊武器を変更して攻撃してくる。難易度がきつきつの時は特殊武器を使わず、チャージショットを連発してくる。
その他
ネタバレ注意
ゼロシリーズの登場人物にはXシリーズの主人公、エックスのコピーであるコピーエックスというキャラが存在する。
また、シリーズの主人公の一人であるゼロは、ゼロシリーズの時点でドクターバイルの手によりオリジナルのボディを奪われ、シエルに目覚めさせられた時には既にコピーのボディとなっている。