ピアスの少年
ぴあすのしょうねん
ピアスの少年は、女神異聞録ペルソナに登場するキャラクター。
概要
聖エルミン学園に通う高校2年生の少年。
寡黙で、どんなこともそつなくこなすクールな雰囲気を漂わせている。
ごく普通に日常を過ごしていたが、御影町に突然発生した異変に巻き込まれることになる。
後のシリーズの主人公たちと比べるとプレイヤーの分身となるキャラクターであるという側面が強く、ゲーム中ではほとんど台詞が用意されておらず、際立った個性も特にはない。
メガテン系列の主人公としては珍しく物語の中核は担っておらず、最初は単純に降りかかった火の粉を払うため(雪の女王編では彼の行動が引き金になりはしたが)に、そして後には仲間や世界を覆う危機から守ろうとする正義感のみで黒幕に立ち向かっている。
最初はクラスメイトからは地味目な印象を持たれるが、パニックになったり南条や麻希等が深く傷ついた時でもまとめあげ導いていくそのリーダーシップを見て自然とリーダー的存在へと評価を改められる点も、初めからリーダーとして頼られきりな2以降の主人公達とは対照的である。
海外版では髪型、容姿共に別のデザインに差し替えられている。
初期ペルソナは「EMPEROR セイメンコンゴウ」。専用ペルソナは「EMPEROR アメン・ラー」しかしもっぱらファンからヴィシュヌといっしょに描かれることが多い。
デフォルト名がないため、ペルソナ2での「ピアスの少年」で代用されている。
容姿
毛先はねっ気味の黒髪に左耳のピアスが特徴。またゲームパッケージのためか金目で描かれることも。