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浅井長政

あざいながまさ

戦国時代に活躍した武将で、近江(現在の滋賀県)北部一帯を治めていた戦国大名でもある。

浅井長政(史実)

浅井長政(1545年-1573年9月24日/天文14年-天正元年8月28日)は、日本戦国時代の人物である。

北近江(現・滋賀県)の戦国大名。小谷城主・浅井久政の子。幼少時の名は猿夜叉丸

浅井は「あざい」の読みが正しく「あさい」は誤りとされているが後者の読みを用いる者も多く、こちらの方が正しいという説もある。

永禄2(1560)年、近江守護・六角義賢の偏諱を受け賢政(かたまさ)と名乗り義賢の家臣・平井定武の娘と結婚するがすぐに離縁。

翌年、若干15歳にして倍以上の軍を率いた六角氏を野良田の合戦で破った事で重臣達の信望を集める。そしてそれを背景に父・久政から家督を譲り受け、永禄4年より長政と名乗る。

この頃、織田信長の妹・お市と結婚し、織田氏との同盟を結ぶが、元亀元(1570)年、古くから親交のある越前の朝倉氏を助ける為に信長との同盟を破棄し、上洛命令を無視した事を理由に信長に攻められていた朝倉義景と共闘する事になる。(しかし、この頃には朝倉氏とは疎遠になっていて織田についていても利益が無いとして裏切ったという説もある)

同年、姉川の合戦で敗北してからも、本願寺や武田信玄と結び抵抗を続けるが、天正元(1573)年、小谷城に出兵した信長が、救援に駆け付けようとした朝倉氏を越前に追い込み滅ぼした事で、孤立してしまった長政は父と共に自害し、京の獄門にその首が懸けられたという。

翌天正2(1574)年、織田氏の正月の酒宴の酒肴として、朝倉義景と浅井父子の首(髑髏)が薄濃(『はくだみ』=漆塗りにして金粉を施す事)にされ、白木の台に据え置かれていた、と『信長公記』に記されているが本当かは定かではない。更には信長はその薄濃を杯にして酒を飲んだという俗説があるが、信長はあまり酒を嗜まなかった事実がある為、後世の作り話という可能性が高い(また、そもそも薄濃にする事というのは死者に対して弔いや敬意を表するという意味が籠められている)。

お市との間に生まれた浅井三姉妹(茶々)は母とともに尾張へ逃れた。

絶世の美女と謳われた妻お市との釣り合いの関係上か、美形、特に細身のイケメンとして描かれることが多い。しかし実際に残っている肖像画では、むしろ恰幅の良いやや太めの男性である。しかし、180cmを超えた長身であり、妻のお市も168cmの高身長夫婦であった。

浅井長政(戦国無双)

信義のため、立たねばならぬ!

CV:笹田貴之(1のみ)→神谷浩史(2以降)

概要

第一作では特殊NPCとして登場し、『2』よりPC参戦。

信義を貫き乱世を戦う勇将。一人称は「某(それがし)」。漢字でもひらがなでも書かれる。

縦長の兜と水色の陣羽織が特徴。金色の髪と爽やかな顔立ちが特徴。

金髪について『3Empires』で指摘された際には「生まれつき色素が薄い」と証言している。

義に熱く誠実な好青年だが、ドジっ子であり天然である。

よく転び、見た目を躊躇なく発したり、「女湯」のことを“女”という名前の温泉と思っていたり…

政略結婚したお市とは、仲睦まじい夫婦関係を築いており、各ナンバリングにおける彼らのストーリーでも両者の厚い信頼をみせている。

武器は西洋風のランス)。

無双奥義・皆伝では武器から衝撃波を放つ。…どこの竜撃砲だ。

無言即殺!悪と無駄口、削除なり!!

CV:辻谷耕史

概要

紅白の衣装に3分間のみ効果を発揮する固有装備とどこかで見たキック技、

さらに技を出した後の決めポーズなど、全体的に「特撮」がテーマのキャラクター。

異常なまでに正義感溢れる性格で、例えるならば、赤信号を無視して横断歩道を渡ったら斬られるレベル。

詳しくはこちら

浅井長政(殿といっしょ)

概要

虚弱体質で臆病者な優男で、常にオドオドしている小心者。

ひきこもりがちで極度の虚弱体質。

妻のお市とは結婚してからの夫婦仲は良好な様子。

義兄である織田信長等に対し、隠れ癖が付いている。

浅井長政(戦国大戦)

(中央が浅井長政。左は柴田勝家、右は朝倉義景

CV:野宮一範

概要

「1570魔王上洛す」から参戦。新勢力・浅井朝倉家の浅井家当主。

最上位のレアカードであるSR版と、初心者・群雄伝向けの「戦国大名(スターターカード)」版の2種類がある。

どちらも現在排出停止になっているが、戦国鬼札(せんごくジョーカー)という仕様のカードと、それによる「電影武将(デジぶしょう)」(排出停止したカードの代わりになるデータ置き換えシステム)により現在も扱える。

もちろん、実物が有ればそれも使用できる。

白くきれいな翼が付けられた鎧を着た特徴的な姿で、とにかく白が強調されている。

(義兄の信長は青と金色の禍々しい翼を付けた鎧を着ており対照的になっている)

信なくば義立たずの精神の下、信長の過酷なやり方ではいずれ行き詰ると考え、

信長の越前侵攻を機に離反して信義のために戦う……というある意味スタンダードな人物像。

台詞回りも『命尽きる時まで 正々堂々と戦え!』(開戦前)や、『どんな苦難に遭おうとも、守ってみせる!(『運命を乗り越えよ!』)』(計略使用時・括弧内はSR仕様のもの)など、やはり正義感の強いものになっている。

本項では、3つの仕様(SR・ST(UC)・SJK(戦国鬼札))を解説する。

SR仕様解説

二つ名は「近江の鷹」。

スペックはコスト3 武力9/統率9の騎馬隊で、特技は「魅力」。

コストに対して若干武力が低めだが、統率の高い騎馬隊というのは貴重な存在。

相手の妨害に強く、要所でのせめぎ合いでも安定した攻めが出来る。

SR版の計略「正義の進軍」は、長政自身が敵陣にいる間は浅井朝倉家の武将が追加の武力上昇を

得られる大名采配(自陣で武力+4、敵陣に入るとそれに+2、長政が撤退している場合「長政の最後に居た位置で固定」)で、積極的に敵陣に攻め込む展開で真価を発揮する。

なお、Ver1.2以前は陣形計略だったため、常に効果が変動する計略でもあったが、現在でも効果は変動する。

戦国大名(STないしUC)仕様解説

二つ名は「戦国大名」。

イラストはSR仕様のもののアップを使用している。

スペックはコスト2.5 武力8/統率8の騎馬隊で、特技は「魅力」。

SR仕様からコストが0.5減って、それに伴い武力・統率ともに1ずつ低下した。

ST版の計略は「円陣」で、円形の陣形を展開し、武力が3上がるという、初心者にとって使い易いカードとなっている。また必要士気もSRより軽い分、裏の手として組み込んで戦う事が出来る。

戦国鬼札(SJK)仕様

現在の「1582 -日輪、本能寺より出ずる-」からは、スターターパックの仕様が変更され、数種類の戦国鬼札がまとめて入手できるようになっており、この「浅井長政」は、織田信長羽柴秀吉伊達政宗と同じパックに入っている。

スペックはコスト2 武力7/統率7の騎馬隊。

上二つの仕様ではあった「魅力」が失われているが、元々のスペックをコスト比高バランスで備えているため、総合力は悪くない。

こちらの計略は「早駆け」になっており、自身の移動速度を上昇させるものになっている。

「死を恐れるな!  運命を乗り越えよ!」

余談

妻であるお市の方も参戦している。しかし彼女の計略は味方武将にかかっている計略を敵味方のもの問わず打ち消してしまう「流転の命運」のため、このゲームではめずらしく夫婦間の相性が良くないことが知られている。

また、共に筐体から排出されるカードである為、「SR浅井長政が来た!!」と思い、カードをよく見てみると「戦国大名」版でガッカリしたというプレイヤーが多々いると言われている(その事実は雑賀孫市にも当て嵌まる)。

関連タグ

戦国大戦

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浅井長政の編集履歴2014/09/09 16:42:57 版