データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
いりょく | 30 |
めいちゅう | 90 |
PP | 20 |
タイプ | いわ |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 相手1匹 |
直接攻撃 | ○ |
備考 | 外れるまで5ターン連続で攻撃し、攻撃が当たる度に威力が2倍になる |
事前にまるくなるを使っていると威力が2倍になる | |
英語名 | Rollout |
概要
第二世代で登場したポケモンの技。
球体のポケモンや身体を丸める習性を持つポケモンが覚えるほか、ナッシーやボーマンダといった進化前が球体だったポケモンも覚えることができる。そしてなぜかヒトデマンとスターミーも覚えられる。お前らがやるとそれは手裏剣とか言わないか……?
外れるまで5ターン連続で攻撃し、そのたびに威力が倍増する技。
第三世代で登場したアイスボールはこの技の氷タイプ版。
最初は30と大したことないがターンを重ねるごとにモーションが激しくなり、最大480まで威力が上昇する。
さらに技を仕掛けるポケモンが事前にまるくなるを使ってる場合、威力が2倍になる。つまり最高威力960となる。
なんなのこの壊れっぷり……
タイプ一致で使われたらとても厄介な技である……が、一度技を選択すると攻撃が外れるか5ターン経過するまで他の技を選んだり交換が出来ないので、相手に隙を与えやすく実はそこまで大したことなかったりする。
また、まもるやみきり、みがわりなどの回避技の蔓延により、実際は5発目まで持つ事の方が稀である。
ただ、事前にまるくなるを使われていると二発目でも120も威力が出るので、相手がまるくなるを使ってきたら警戒したほうが良い。
そして……
この技を語る上で外せないのが金銀のアカネのミルタンクである。
切り札であるこいつのころがるに、数多のプレイヤーの手持ちが全滅させられた。
まだ手持ちのレベルの低いであろうこのジム戦時点では、まもるなどの回避技を使えるポケモンがおらず、さらにミルタンク自身の持ち前の破格な素早さもあって、こちらは何の防御手段も取らせてもらえないままただ一方的に轢き殺されるのみだった。
一度使われたら最早神に祈るしか止める術のないころがるを、先制で繰り出す牝牛の姿はまさにピンクの悪魔そのもので今でもトラウマになってる世代は多い。
その他
スマブラシリーズでは、スマブラDX以降におけるプリンの通常必殺技として登場。
発動と同時にその場でチャージを始め、ボタンを離すと転がり始める。チャージした時間に応じて与えるダメージや転がる時間が変わり、転がり中は方向転換が可能。
全くチャージをしなかった場合はスピードが歩く時の速度よりも遅くなり、ダメージ判定が一切発生しない。
このような仕様となっている上、技の使用者が上級者向けキャラなので、原作での猛威は見られなくなった。