概要
東洋では「龍」は水神の使い、もしくは神格として描かれる。その姿は蛇に似ており、長い身体に鬣と髭、そして手足を持っているのが特徴。古来東洋では水の流れる様が蛇に似ていることから蛇を水神として祀り上げ、さらにそこから派生した架空の生物である龍を神格とした。
そのため、西洋では悪魔や怪獣として描かれるドラゴンとは異なり、自然そのものを体現する姿として龍は描かれていった。まあ、西洋では「自然とは人間と敵対するものである」と言う思想が強く、キリスト教などの一神教が根付いているからってんでもあるんだが。