概要
名前が示す通り、大きな木(大樹)の中に数多くの人が住んでいる王国。テリーのワンダーランドで初めて登場し、木の中に国が存在すると言う世界観で多くのプレイヤーを驚愕させた。時折この国に訪れる地震は、タイジュが成長しているあかしであり、国のどこかで新発見がなされることもある。
モンスターを戦わせる格闘大会である“星ふりの大会”で負け続けており、開催国としてのメンツから異世界の住人であるテリー少年を呼びよせ、国の人々は雪辱を果たすべく彼をサポートしていく。
タイジュの住人達
木の中に住まうと言う現実離れした生活様式だが、テリーを歓迎したりバトルをしたりと個性的で陽気な人々が多く住んでいる。
- タイジュ国王：タイジュのくにを治める王様で、テリーの理解者。気の良い人ながらも頑固者かつ大げさな一面があり、それを側近の道化師に突っ込まれる。好きなモンスターはホイミスライムで、ホイミンが逃げた時には別人のように怒り狂った。
- プリオ：モンスター牧場で働く若者。王様がテリーに与えようとした魔物を逃がした罰で投獄されかけるが、テリーに救われる。牧場で魔物やタマゴを預かる管理人として活躍する。「～だよ」など田舎っぽい口調で話す。
- モンスターじいさん：星ふりのほこらで魔物の配合と孵化を受け持つ老人。星ふりの大会を勝ち抜いたマスターが、このモンスターじいさんになると言われるだけあり、知識もバトルの腕前も最高峰である。
- タマゴ鑑定士：魔物のタマゴを鑑定して大まかな特徴や性別を教えてくれる緑髪の女性で、色気づいたセリフが多い。能力は素晴らしいのだが、近所からは変人扱いで「男なのか女なのか、それとも…」と危険視される。
- 大臣：男僧侶の姿をしており、とびらから戻ったテリー一行を回復し、薬草をくれるなど回復に特化している。珍しく常識人。
- 道化師：兵士や詩人と同じく複数が存在し、タイジュ城に仕える。王様の隣にいる道化師は行き過ぎた発言があると「それ、いいすぎ！」と飛び跳ねて諫言する。実際の道化師も、王様や武将に対して皮肉めいた諫言をしていたため、かなりリアルである。
- 王妃様：タイジュ王の后だが、夫君と夫婦喧嘩をして家出中。魔物による格闘(家出先も格闘場の中にある)とレアモンスターが大好きで、「わらわにみせてたもれ」と頼む。高圧的な口調だが根はやさしく、多くの人と分け隔てなく接する女性でもある。
- メダルおじさん：ドラクエ恒例の交換システムを行う男性。メタルスライムを飼っていたり、上位大会でテリーと戦うなど実力はけた外れ。正体は…。
- テト：若い男戦士。テリーを見くびったのを反省し、仲直りして魔物のお見合いをする。
- マチコ：女戦士。仲良くなれば魔物のお見合いや、モンスターをプレゼントしてくれる。
- ミッキー：タイジュのくにのアイドル。王妃様に招かれるだけあって、バトルも強い。
- サンチ：テリーを困らせる女の子。相当なおてんば娘だが、好きな子ほど意地悪したくなるタイプ。
- 図書館員：数名いる。ある条件を満たすと旅の扉を開放する女性や、わたぼうのアバウトな性格を批判的にみる女性がいる。
- 塾長：某塾長ではない。魔物に関連する講義を子供、大人を問わずに行っており、本人も相当な腕を持つ。
- 荒くれ者：カンダタのような格好の男性二人で、バザー会場で肉を焼こうとしているが着火できず、炎の技を持つ魔物を捜している。場所が場所なので食べもの屋さんかと思いきや、「腹減った」と発言している事から食事しているだけのようだ。
- 博士：古井戸を改築した地下室に住まうハーゴンのような姿をした男性で、雷の特技を持つ魔物を探している。助手であるお婆さんをプレゼントすると言うぶっ飛んだ行動をやらかしてくれる。格闘大会にも登場。
- がんこじいさん：サンチの祖父。サンチと彼女の両親(息子ないし娘夫婦)と同居しており、あるモンスターを見せると旅のとびらを開放してくれる。
タイジュに住む魔物達
人間と共存するモンスター達で、ある者は人間の友達、戦いのパートナー、牧場の構成員と、多彩な場面で活躍する。
- スラぼう：タイジュの先代王が可愛がっていた魔物で、雄のスライム。プリオが全部逃がした際にも一匹だけとどまっていた。テリー最初の仲間。
- ホイミン：ホイミスライムで、王様のお気に入り。狭いお城や牧場が嫌で逃げ出したが、テリーの強さにほれ込んで従うようになる。
- スラお：スラぼうの孫。
- まものだいじん：種族はやまたのおろちで、敬礼を命じる厳格な気質。強い魔物の居場所を察してくれる。
- まものだいじんジュニア：種族はドラゴンキッズで、まものだいじんの補佐役。弱い魔物の居場所を教えてくれる。
