「あっ待ちなさいっ!!
『廊下は走らない』!!
学校生活の基本ルールも守れないの!?」
概要
CV:伊藤美紀
横島のクラスメイト。ロングヘアーでセーラー服姿の美少女だが、実は学校に棲んでいる妖怪。
昭和40年代初め頃まで使用されていた木製の学校用の机の化身で、いわゆる付喪神の類と思われる。
そのため本体である机とは離れられず、移動する際は必ず机を持ち運んでいる。
作中のセリフによると、どうやら32年前から出現しているようだ。
机の中に独自の異空間を有し、時間を超える能力も持っている事を思わせる描写もある。
1960年代半ばから80年代初め頃まで流行した熱血漢の教師などが活躍する学園ドラマが大好きで、何かにつけ「青春」という言葉に結び付ける。
人物
学園生活に憧れを抱き青春を味わうため、自らの異空間に造った学校へと…30年以上、あちこちから生徒をさらっていた。
しかし教師がいないため授業が受けられず、11,025回に渡って延々とホームルームを続ける。
横島の通っている高校に現れ、横島を…
そして校長を脅して横島の救出をムリヤリ依頼させた美神をも自らの学校へ連れ込んだ。
さらに美神を自分たちの教師に迎え様としたのだが……
「バカ!!!
なーにがガッコーよ!!
こんなゲチョグロの学校があるかっ!!
しょせんあんたは腐ったミカンなのよ。
妖怪には学校も試験も何もないのよっ!!」
そんな…美神のハチャメチャな叱責を……
「先生〜〜〜っ!!
私…私…
本当は叱ってほしかったんです!!」
自分の好きな青春ドラマのノリで受け入れ……改心した。(汗)
そして、さらわれていた生徒達も各々の時代に戻れたのであった。
結局、愛子の授業を受けたいという真摯な態度にほだされた横島の高校の教師達に生徒として迎えられ…
また横島のクラスの生徒達も、彼女をクラスメイトとして問題無く受け入れたようである。
横島に対しては、ほのかな想いを抱いている様子である。
食い詰めた横島の所へおキヌが食事を作りに来ている時、その事を邪推したクラスの面々や担任までが…
「横島ああーっ!!
女連れこんだってのは本当かあーっ!!
不幸はわかちあうが
幸福はジャマしてやるのが我が校のオキテじゃあ!!」
などと…横島の部屋へ大挙して押し寄せた際には、愛子も血相を変えて同行している。