概要
CV:久川綾(筋金入りのヤマトユーサー)
ヤマトの技術科士官で、情報長である。27歳。階級は一尉。京都府出身である。技術科女子なので、青地に黒のラインのユニフォームを着用している。
技術長真田志郎の片腕ともいうべき才女。専門は敵性技術の解析および情報分析。
心理学の博士号を持ち、艦内で乗員の心理カウンセリングも担当する。
(以上、公式サイトおよび映画パンフレット情報より)
宇宙防衛大学学生時代は真田志郎 古代守と共に三羽烏とも言うべき親密さを見せ、後に古代守とは婚約まで行くが破局、その縁もあってか古代進を古代守と重ねたり陰ながら気遣うこともある。イスカンダル到着後、守の死を知らされた時には、自室にて泣き崩れる描写がなされたことから、その当時もまだ守のことは深く愛していた模様。
その正体は「イズモ計画」推進派の芹沢虎鉄が送り込んだスパイ。元は移民計画であった「イズモ計画」の担当者であり、イスカンダルからの使者が切っ掛けでイズモ計画が廃案となりヤマト計画に参加となった現在でも、時折イズモ計画への未練が窺えるシーンが存在する。
そのため保安部長伊東真也に加担し、航海長島大介を口説き落とした末に第5章(TV版16話)にてイズモ計画派による艦内クーデターに参加。しかし同クーデターは失敗し、結果的に彼女も営倉送りにされてしまった。
本来ならば反逆罪で即処刑されているのだが、艦内でのトラブルを穏便に済ませたかった事や、彼女の素質を惜しんだ沖田艦長の寛大な措置でこれだけで済んだと言える。
その後、七色星団におけるドメル艦隊との決戦で、副長真田の意見具申により釈放され、波動砲発射口に入り込んだドリルミサイルの排除をアナライザーと共に行い、見事に逆回転を成功させる(ちなみに旧作では、これは真田の役回りであった)。その後は営倉に戻ろうとしたが、「君の居場所はそこじゃない」という沖田艦長の温情により、元の鞘に収まることができた。
結果的にクーデターの件をきっかけとして、彼女は真の意味でヤマトのクルーとなり、仲間となったのであった。
さらに地球への帰途、ヤマトへの報復を企むデスラーの艦による襲撃を受けた際、ヤマト艦内に侵入したガミロイド兵に対し、以前に入手していたオルタ(第3章、TV9話)のデータを元に作成したウイルスを使ってこれらを無力化することに成功。その際にはアナライザーと笑顔でハイタッチする喜びようを見せた。
結果的に、旧作における真田志郎の活躍シーン(放映期間短縮で削られたシーンを含む)が、一部彼女の活躍シーンに置き換えられることによって、真田志郎の異常な万能性が和らいだ感がある。