ナン
なん
「ナン」とは、パンの一種。あるいは人名である。
食べ物としての『ナン』
インドや中東、アジア諸国で食べられるパンの一種。薄く平べったい。
地域によって、若干の違いがある日本で市販されるナンは大きいものでも長さ20cm程度だが、インド料理店で出る本格的なナンはこの2倍くらいのサイズで出ることが多い。初見でその大きさに面食らう日本人は少なくないだろう。
店によってはさらにデカいのが出る。カレーと並ぶインドの代表料理だが、焼成の手間や諸々の事情で実はナンは一般的な家庭料理ではない。ナンを常食することは日本で言えば寿司を常食する感覚に近いか。
ちなみに宮崎駿による漫画『シュナの旅』では、チベット人がちべっとも喰わないこれが、チベットをモデルにしているらしい主人公の田舎から旅先の各地に至るまで登場する。
人名の『ナン』
英語圏の女子名・アン(Ann,Anne)やナンシー(Nancy)などの愛称として用いられる。
『ナン』と呼ばれている人物・キャラクター
- 『ナンとジョー先生』の主人公。本名はアニー・ハーディング。
- 「テイルズオブヴェスペリア」に登場するキャラクター。
- 「ポップンミュージック」に登場するキャラクター。 ⇒ ナタラディーン (曲名記事)
「テイルズオブヴェスペリア」のナン
ギルド「魔狩りの剣」に所属する少女。同じくギルド内のメンバーであるティソンの弟子。自分の体の大きさと変わらないほどの巨大な武器を扱う。性格はしっかりしており、任務も誠実にこなしている。
パーティメンバーであるカロルの想い人だが、結果的にギルドを抜けた彼に対しては特にきつく当たってしまう。多少ツンデレ気味。
多少背伸びしすぎな所もあり、世界の危機の最中にあっても魔物を狩り続けることに迷いを感じてしまうなど、年相応の女の子らしい面も見せる。
闘技場の個人戦においてカロルと対峙した際の二人の掛け合いは微笑ましい限りである。