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千日前線の編集履歴

2015-02-13 22:29:56 バージョン

千日前線

せんにちまえせん

大阪市営地下鉄の一路線

概要

千日前線とは、大阪市営地下鉄の路線の一つ。

野田阪神~南巽間を走行する。野田阪神は、阪神電車の野田駅に、1駅手前の玉川はJR西日本の野田駅に連絡する。

ラインカラーはピンク。ナンバリングはS(Sennichimae)。

ラインカラーをピンクとしたのは、この路線が直下を通る千日前通り周辺、つまり、道頓堀付近でよく見られるネオンライトをイメージしたとされているが、正確にはネオンライトの色は橙赤色である。


路線

大阪市営地下鉄はほとんどすべての路線でATC(自動列車制御装置)を使用しているが、たいていの路線で使われているのはWS-ATCと呼ばれる、信号付きのATCである。


だが、千日前線の場合は、CS-ATCと呼ばれる車内の速度計に信号最高速度が表示されるATCを使用している。そのため、他路線との直通運転はできない。工場は中央線と共通だが、検査で回送する場合は中央線の車両に連結して牽引してもらう必要がある。

(25系に統一された現在はその必要は無くなった。両方のATCを搭載しているから)


車両は1編成4連。使用車両は、他の路線からの旧車、いわゆる「転勤族」が多く集まる路線として有名だったが、現在は25系のみとなっている。


また、液晶式列車案内表示装置の設置や25系のリニューアル更新を他路線に先駆けていち早く行っているなど、サービス面では積極的な姿勢を見せているが、収益状況は依然として良くない。


路線は東半分がほとんど阪神なんば線~近鉄難波線~近鉄奈良線と並行している状態で、この路線の建設自体、阪神西大阪線(当時)延長を阻止のためだったとされ、阪神の難波延長に伴い、さらに並行区間(≒末端以外ほぼ全部)の乗客が減少する懸念が示されている。千日前線も運賃は安くはないが、阪神・近鉄も2社の合算となるので、難波を越えて両者を乗り通すとさらに高い。難波方面が目的地でなく、鶴橋などから梅田などに行く場合は大阪環状線を利用した方が、早くて安い。


ほとんどの駅が島式ホームで、進行方向右側の扉が開くことが多い。

全駅に液晶式列車案内表示装置が設置されている。接近時のアニメーションは、25系が接近してくるところを6コマで表したものとなっている。


この液晶式列車案内表示装置、今里筋線中央線にも使用されているのだが、それらと違う点として文字が妙にいびつである。しかしこれにはわけがあり、北巽駅・南巽駅の「巽」という文字が、日本語の書体では正しく表示できないため、「Arial Unicode MS」が使われている(英語圏側が作ったフォントなのでアジア圏の文字の出来栄えはお察しください)。


「巽」という文字だけなら、中国語・韓国語のフォントでも正しく表示できる。しかし、中国語フォントを使用すると今里駅の「今」という文字が、韓国語フォントを使用すると野田阪神駅の「神」という文字が、それぞれ違うデザインになってしまう。どの漢字圏の文字も中途半端に混ぜた「Arial Unicode MS」の古いバージョンが奇跡的に千日前線の駅名を正しく表示できるため、フォント切り替えなしではこれを使わざるを得ないようなのである。


関連タグ

地下鉄 大阪市営地下鉄 大阪市交通局 御堂筋線 四つ橋線 谷町線 中央線 堺筋線 長堀鶴見緑地線 今里筋線

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