概要
CV:斉藤壮馬
さわやかな好青年といった性格。正義感が強い。
中学1年生ながらバディポリスに所属し、天才少年バディポリスとして活躍するバディファイター。バディのジャックナイフ・ドラゴンとは唯一の家族として固い絆で結ばれている。また、未門牙王は互いに認め合うライバルであり、楽しくバディファイトを行える友人。
「早く大人になりたい」という気持ちが強いためか、自分の失敗を許さず、捨て身の行動をしてしまう時もある。
一種のヒーロー・シンドロームに陥っている節がある為か、自身の判断だけで勝手な行動に出てしまう傾向が強く、その結果、バディポリスの大人達に迷惑をかけてしまい、後々問題を引き起こしてしまう事もあった。
コマンダーIからは「もっと十代を楽しむべき」と心配されている。
使用デッキ
集え!竜の軍団!ドラゴニックフォース、ルミナイズ!
デッキ名「ドラゴニック・フォース」
牙王同様「武装騎竜」中心のドラゴンワールドのデッキ。バディのジャックナイフ・ドラゴンを自在に強化させて戦う。
過去
4年前の大災害(詳細は不明)で、一人岩山を3日間さまよった経験がある。その時にタスクは自分が社会や大人から守られていたことを痛感し、守られる側から早く大人になって「人を助けたい」と願うようになった。
タスクが岩山をさまよっていると、空から輝くバディレアカードが降ってきた。これがジャックナイフ・ドラゴンとの出会いであり、ジャックはタスクの望みを手助けするため、ずっと一緒にいることを誓っている。
来歴
バディポリス時代
当初こそバディポリスとしての活躍をしていたが、21話にてジャックを失う事を恐れた結果、無許可でフューチャー・フォースを使用してしまい、内部調査官の祠堂末六や野針誠一に責任を問われ、1ヶ月の間、バディカードの使用を禁止される。
その後、戦国学園の一件で再びフューチャー・フォースを無断使用した結果、末六と野針によって自身だけでなくバディポリスの司令部そのものが追及されてしまう最悪な事態を招いてしまい、コマンダーIは司令官を解任され、自らもバディポリスの資格を剥奪されてしまった。
新たに司令官に着任した野針やその補佐である末六は、バディモンスターを狩るクリミナルファイターである「死神」に関する報告を事ある毎に無視し、何も出来ない自身に苛立ちを見せた如月斬夜から「バディポリスで無ければ正義を貫けないのか!?」と指摘された結果、バディポリスからの脱走を決意する。
牙王と共にディザスターのいる本拠地へ向かい、幹部である祠堂孫六と山崎ダビデの二人と対決するも、キョウヤが渡した自身のデッキに仕込まれていたカードの力の誘惑に勝てず、それを使用する形で勝利する。しかしその後、キョウヤとそのバディモンスターであるアジ・ダハーカに完全敗北してしまい、そのまま行方不明となってしまった。
ディザスター時代
ディザスターとの激戦からしばらくして、臥炎財閥によって相棒学園が半ば乗っ取られ、臥炎カップが開催される事になったのだが、キョウヤからディザスターがダークネス・ドラゴン・ワールドのモンスターの侵攻を止めようとしていると聞かされ、更に野針に乗っ取られ何も出来なくなったバディポリスの大人達に不信感を募らせていたタスクは、一方的に見切りをつけるだけでなく、より強い力を求めてディザスターの一人・煉獄騎士となってしまう。
また、ジャックとのバディまで一方的に解消し、新たにディミオスソード・ドラゴンをバディとしている。
もっとも、バディポリスの乗っ取りの原因を招いたのは他ならぬ「自分自身」である事をタスクは忘れてしまっている様であり、何だかんだでタスクはまだ責任感の欠けた子供である事を証明している。
また、バディポリスを乗っ取った野針に手を貸したのが、自らが軍門に下ったキョウヤ自身で、しかも自身をディザスターに引き入れる為の罠であった事や、ディザスターの本当の目的がダークネス・ドラゴン・ワールドのモンスターを使って世界を滅ぼそうとしている事も、全然気付いていなかった様である。
新たに習得した「ディストーション・パニッシャー」によって虎堂ノボルを圧倒。正体を知り自らの元に現れた牙王や花薔薇エルフに捕らわれキリに救出されていたジャックの言葉にも耳を貸そうとせず、家族の存在であるジャックの存在が自身の「弱点」であると突き放してしまう。
しかし、臥炎カップの決勝戦最終試合の最中にて、ダークネス・ドラゴン・ワールドのモンスターが襲撃。タスクはディザスター・フォースで撃退しようとするも、予め自身のダーク・コア・デッキにはキョウヤと花薔薇によって細工が仕組まれていた事で失敗。牙王がフューチャー・フォースでモンスターを撃退する事になった。
その後、牙王に協力し彼のデッキに入っていたジャックと対峙。自らの行いが本当は「過ち」である事に気付いていた事実や、それを受け入れられずにいた自身の弱さを見抜かれ、躍起になってジャックを倒そうとするも、プレイミスをしてしまった上に、キョウヤの命令を受けて横槍を入れてきたソフィア・サハロフの攻撃を妨害し、フューチャーフォースを発動させて自らダーク・コア・デッキの力を捨て去るが、その隙を突いてきた牙王のジャックナイフ・サンダーストームの攻撃を受け、敗北した。
能力
スカイサークル
ジャックナイフ・ドラゴンのバディスキル:「スカイサークル」
両足に緑色の円盤が表れ、自由に空を飛ぶことができる。
フューチャーフォース
龍炎寺タスクが持っている「カードの効果やアイテムを現実化する」謎の力。このフューチャーフォースの解放には本来、国際協議が必要と決められているが、強制的にこの力を開放することも可能。調査官など一部の人達からは、特殊能力な為危険視されている。
また、通常モンスターはバディファイト中以外で力を使うことは出来ないが、この力を発動すると現実世界でも使えるようになる。要するに力の具現化である。
解放時にはタスクの髪が背中まで伸びる。
フューチャーフォースとディザスターフォース
「フューチャーフォース」使用者:龍炎寺タスク
「ディザスターフォース」使用者:荒神ロウガ、ソフィア・サハロフ、臥炎キョウヤ
「カードの効果やアイテムを現実化する」いう共通点がある。あと髪が伸びる。
フューチャーフォースは今のところ龍炎寺タスクのみが持つ能力だが、ディザスターフォースは特殊なケース『ダークコア』によって力が発動するため、タスクのように使用への制限はなく、複数の人間が使うことができる。しかし、ダークコアにふさわしい力を持っていなければ、逆に取り込まれてしまうといった危険性もある。
フューチャーフォースの口上は「フューチャーフォース、(強制)解放」
ディザスターフォースの口上は「ディザスターフォース、発動」
カードを生み出す能力
タスクはピンチに陥った時、ジャックと命を1つにすることで、新たなカードを創り出している。
ガルガンチュア・パニッシャー
タスクがバディポリスになったばかりの頃、敵の策略にはまり、コアガジェットを奪われてしまったことがあった。その絶体絶命のピンチに陥った際、「ガルガンチュア・パニッシャー」のカードをタスクが生み出し、危機を突破している。ガルガンチュア・パニッシャーは世界にただ一つのカードであり、タスクのみが使用していた。その後、未門牙王とのファイトを経て、タスクに勝利した牙王にライバルの証としてカードを託すことになった。
ドラゴニック・パニッシャー
タスクとジャックが魔竜アジ・ダハーカに連れ去られ、謎の闘技場で超武装騎竜ガルバニックフェザー・ドラゴンと戦うことになるという事態が起きた。このピンチの時にも、タスクとジャックは互いの命を1つにすることで、新たな力「ドラゴニック・パニッシャー」のカードを創り出している。
コアガジェット
コアガジェット:「スターパルサー」
円形の浮遊機械で、起動すると各部が展開し中央にセットされたコアデッキケースを中心に十字の光が迸る。
通常のコアデッキケースとは違う特殊なものであるらしく、ディザスターフォースによるロウガの攻撃を防いでみせた。