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概要

 魔王軍百獣魔団長クロコダインが所有している大型の戦斧。刀身中央部には赤い魔法玉が填め込まれており、これにより真空系呪文の発動が可能となっている。最初に登場した伝説の武具で、ロモス城でのポップとの決闘の際に発動させ、気流を纏い彼のメラゾーマから身を守った。

修復前と修復後で刀身の形状が異なり、前者は円形で後者はDQ4に登場するバトルアックスのような見た目となっている(メイン画像は修復後の形)。

 魔王軍からダイ一行に所属が変わっても、メインウェポンとして活躍するもバランとの戦闘で刀身部が酷く損傷してしまう。

 だが、魔法玉は無事であった為バダックによってパプニカの金属で刀身部を新規製造され「帰って来た真空の斧Mk-Ⅱ」という名称になった(が、長すぎるため誰からもその名で呼んでもらえず「真空の斧」で定着した)。全体的に丸めだった形状はこの改修で鋭利なものになっている

大魔王バーンとの初戦でカラミティウォールに巻き込まれ粉砕されて失われた。

ちなみにクロコダインは、これを片手で振り回しているわけだが 普通の人間が扱うのも困難な大きさを誇り、修理を施された時に、(箱に入っていたとはいえ)バダックが肩に担いで持ってきた。

 『勇者アバンと獄炎の魔王』では、ハドラーが倒れた後のベルクス一人と戦った際は、手製らしき石斧を使っており、この時点では真空の斧は所持していない。その後の亡霊状態のハドラーが、スカウトして新たな魔王軍に加入の際に相応の斧を与えると述べている。

劇場版ぶちやぶれ!!新生6大将軍では、百獣将軍ザングレイを一撃で倒すという活躍を見せる。

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真空の斧
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