概要
本編の主人公であるダイの仲間となったクロコダインが使用する必殺技。
技の内容や威力は魔王軍に所属していた頃の必殺技である『獣王痛恨撃』と全く同じだが、これはクロコダインがダイ達の助っ人として駆け付け、フレイザードの『氷炎結界呪法』に不可欠な炎魔塔を破壊する際に『獣王痛恨撃』として使用した際に、たまたま近くにいた老人から「名前が物騒でイカンから『獣王会心撃』に改名してはどうか」と提案されたのがきっかけでこの名前に変わったのが理由である。それ以降は『獣王会心撃』に改名して、技名もそれで統一している。
並の相手には絶大の威力を誇り、あの竜騎将バランも竜闘気にも対抗しうることからクロコダインが一番恐ろしいタイプであると判断した。オリハルコンでできたシグマの身体を壊すことはできなかったものの、それでも強がりを言わせる程に強力である。
そしてバルジ島の大渦で特訓を重ねる事で、更に強力な技に発展させることに成功した。
余談
名前の元ネタは言うまでもなく、ドラゴンクエストでのプレイヤー側のクリティカルヒットの攻撃である『かいしんのいちげき』である。
ドラゴンクエストでは、味方のクリティカルはかいしんのいちげきに対し、敵のクリティカルはつうこんのいちげきである。
彼が真の味方になったと示すシーンである。
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』の登場人物ディルクは、これによく似た必殺技「国王会心撃」を使用する。1991年版のアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』でクロコダインの声優を務めたのがディルクと同じ銀河万丈であることにちなんでいるのだろうか。