概要
ガンダムトライエイジに登場するモビルスーツ。
ビルドMSシステムで開発することで使用が可能。当初はカード排出は無かったが、BUILD MS6弾よりカード化された。
パイロットはBM5弾にてジュドー・アーシタに設定されているが、BM6弾のビルドファイターズモードではシロー・アマダが搭乗し、近畿エリアボスとして立ちふさがる。
「機動戦士ガンダムΖΖ第25話の最中、地球におけるジオン残党軍との戦闘で大破したZZガンダムを、ガンダム博士なる老人の開発した回路と、Ζガンダムのパーツを用いて修復強化した」というif設定の機体。
改修に携わったガンダム博士のアイデアから、胸部のライオン型のアーマーを筆頭に、ハイパーアビリティ「ビルドウェポン」で使用可能なハンマーやドリル、必殺技で用いる大型ビームサーベルなど、既存のモビルスーツとは一線を画するアイデアが盛り込まれており、その出で立ちは「ガンダム」というよりも勇者シリーズやエルドランシリーズに登場するスーパーロボット群に近い。
なお、パイロットは胸のライオンの口から搭乗する必要があり、ライオンの口が開いた場合はコックピットが丸見えになるという欠点を有する。
必殺技は「超剣ミノフスキー・トライバースト」。
ハイメガキャノンと両手のビームで攻撃し相手をひるませた後、二本の剣を合体させた超巨大ビームサーベル「ミノフスキー・ザンバー」を発動し、飛び上がって大上段からの袈裟切りでとどめを刺すというもの。
ミノフスキー・ザンバーは単体でも使用可能であり、また変形させる事でライオ・ガンビームと呼ばれるビーム・ライフルとしても使用可能。
そのビジュアルの象徴性の高さから、高い人気を誇り、アニメガンダムビルドファイターズトライにも登場するなど、メディア露出も多い。
バリエーション
ガンダムトライオン3
ガンダムビルドファイターズトライに登場するトライゼータのバリエーション機。
詳細はガンダムトライオン3を参照。
ガンダムドライオンⅢ(ドライ)
ガンダムトライエイジの開発ミッション「砕け!漆黒のトライオン」より登場するガンダムトライオン3のバリエーション機。トライゼータ同様、宇宙世紀の公式設定に捕らわれないIF機体として設定されている。
ティターンズ復活を目論むサイボーグガンダム博士Mk-Ⅱが、盗みだしたガンダムトライオン3の設計図を基に独自に開発した、漆黒のトライオン3。
外見上の差異は黒を基調に彩られた装甲と頭部アンテナ程度であるが、その性能はトライオン3をも上回るとされる。
サイボーグガンダム博士Mk-Ⅱは人間であった頃の記憶を頼りに、過去の戦いで心に大きな傷を負った息子をこのドライオンⅢのパイロットにし、機体から発せられる黒ミノフスキー力によって彼の治療を目論んでいる。