概要
ベスパが開発を行った試作大型MA。型式番号ZMT-A30S。
戦闘指揮用に製造され、射撃武装としてメガ粒子砲やメガマシンキャノン、格闘武装として頭頂部に触覚型のビームカッターや両翼先端にクローアームを装備していた。
エンジェル・ハイロゥ攻防戦にてアルベオ・ピピニーデンが搭乗して出撃しようとするも、直前に突入してきたルペ・シノが乗るブルッケングの爆発に巻き込まれ、破壊された。
以上の経緯から作中における戦闘シーンは全く無く、テレビ画面の総出演時間も20秒にも満たない悲運な機体である。そのため、ガンダムシリーズでバーザムに並び扱いの不遇な機体の一つとしてあげられることがある。
機動戦士クロスボーンガンダムゴーストにおいても登場するが、一般部隊の運用した機体はサイド3においてデスフィズによって大破させられた一方でゴールデンエッグス隊隊長であるキゾ中将は本機でクロスボーンガンダムX0、デスフィズ、ファントムガンダムらを手球に取るだけの戦闘能力を発揮している。