概要
爬虫類型デジモンで、ウイルス種。『デジモンテイマーズ』の主人公デジモン。
ウイルス種でありながら、主人公デジモンとして登場した非常に珍しい存在。
お腹にある模様はデジタルハザードと呼ばれており、コンピュータのデータを破壊せしめる存在であることを警告する印である。
しかし同時にこれは使い方さえ正しければ平和利用も可能であることが設定において示唆されている。
必殺技は岩をも砕く爪を繰り出す『ロックブレイカー』と、口から火炎の弾を吐き出す『ファイアボール』。
活躍
デジモンテイマーズ
CV:野沢雅子
主人公、松田啓人の落書きをデジノームがデジモン化させた存在という設定。
生まれたばかりであることから、純真無垢で非常に好奇心が旺盛。だがそれ故に感情には素直に行動し、一度闘争本能が目覚めると歯止めが利かないことも見られた。
さらに当初は言葉も喋ることも出来なかったうえ、その意味もほとんど理解していなかった。
ペットサイズのテリアモン、身を隠せるレナモンと違って、身体が大きいうえに身を隠す術がない。
そのため、啓人の家には置いておけず、仕方なく普段は公園で誰にも使われていないところを内緒で拝借して「ギルモンハウス」と称して住まわせていた。
穴掘り遊びが好き。そのためギルモンハウスの壁に穴を開けてよく遊んでいたが、そのことがデジタルワールドへのゲード開通させることとなった。
人懐っこい性格なので、デジモンを知らない人間とでも割りと打ち解けやすい。啓人の母からは毛嫌いされていたが、後に受け入れられる。
デジモンクロスウォーズ
デジメモリに封印されたデジモンの一体として登場。いわばお助けキャラであるため特に性格設定などはなし。
第1話の冒頭において、タイキが見た夢の中のシルエットにも登場している。
第三期の最終決戦ではテイマーズのギルモンも登場したが、残念ながら声は収録されなかった。
関連イラスト
進化一覧
進化するごとに知性が増していく。特にメガログラウモンへと進化するとギルモン~グラウモン時に見られた幼さが消え、啓人を自身のテイマーとして強く認識するようになる。究極体であるデュークモンに進化した際には、更に老練で落ち着いた物腰へと変貌する。