概要
番外タイトル『戦国無双chronicle 2nd』から登場したプレイアブルキャラクター。
後に『戦国無双4』にてナンバリング参戦した。
柳生新陰流開祖・柳生宗厳(石舟斎)の息子。
“天下を治めるための剣”を探し求め、各地で剣術の興行をしながら大名家を転々としている。
長身で筋骨隆々の屈強な肉体の持ち主。
普段は温厚でのっそりとした言動を用いるが、戦闘時には剣術家らしい機敏な太刀筋をみせる。
一人称は「おじさん」。しかし、前作まで最年少だった幸村・政宗・宗茂ら1567年組よりも年下である。
左近からも「おじさんと言うほどでもない」と言われていたが、『4』の流浪演舞では久秀・左近らとおじさん三人組として参陣している。
その他「~だよォ」など、おっとりとした口調で喋るのが特徴。
(字幕テロップでは上記のように語尾にカナカナ+小文字の母音を付けた形で表記される。)
戦闘スタイル
戦闘では刀身が身の丈以上もある大きな太刀を使用。
人を殺さない、斬らない「活人剣」を心情としており、太刀を収めた鞘を振り回し殴るのが基本のアクションとなっている。
(刀を収めている鞘は人を殴り殺せるほどの打撃武器である事にツッコんではいけない。)
ただし皆伝や殺陣などでは抜刀し、目にも留まらぬ素早い動きで相手を斬りつける。
周囲に無数の斬撃を繰り出す抜刀術は、『三國無双』シリーズの周泰にも似ている。
人間関係
豊臣政権の検地によって所領と仕事を無くし、さらにその後の宗矩を匿った豊臣秀次が刑死してしまったため、豊臣秀吉の事が大嫌い。いざ対峙すれば「お宅、寒いんだよ」と、普段のおおらかな性格からは想像できない冷たい言葉を吐き捨てることも。
しかし石田三成の軍師で秀吉を評価している島左近とは、同じ大和出身の同郷であり友人である。
『4』では当初、松永久秀に仕えている。
(史実にて父・宗厳が久秀の家臣であったことが由来と思われる。)
その後は織田信長討伐のために明智光秀に協力し、光秀没後は徳川家康の息子・秀忠に仕える。
また、同じく「人を活かす剣」を求める宮本武蔵からは自身の剣術を馬鹿にされている。宗矩も武蔵を「坊や」と呼び精神的な幼さを揶揄する言動を見せ、険悪なムードを醸し出す。
関連タグ
柳生宗矩(史実)