概要
東方Projectに登場する霧雨魔理沙のラストワードの一つで、『東方深秘録』に魔理沙が登場した際、「怪ラストワード」として披露した。
怪ラストワードとは、同作のストーリーに関わるそれぞれの「都市伝説」と結びついたラストワードのあり方であり、本怪ラストワードは魔理沙が関連をもった「学校の怪談」にまつわる都市伝説の一つである「トイレの花子さん」を基にしたものである。
トイレの花子さんについては「トイレの花子さん」記事等を参照。
演出
箒で相手を打ち上げ、さらに自身がコマのように回転し、相手を画面外(プレイヤー画面手前方面)に叩きだす。相手はその勢いのまま切り替わったシーンに登場する暗い校舎内と思われる木造の「厠」方向にまっすぐ飛んでいく。
相手が飛び込んでくると「 女子 」の標識紙が正面に張り付けられた個室の一つが勢いよく開かれ、その中からから数本の青白い「手」が伸び、相手を掴んで「厠」内部に引きずり込む。
そして扉が閉められると、閉められた扉を片手で抑え画面方向にウインクする魔理沙のカットインが入る。
このとき、コマのような回転は必殺技の「スウィープアサイド」のモーションと共通のもの。
モチーフが同じスペルカード
本怪ラストワードの他に東方Projectにおいて「トイレの花子さん」をモチーフとするものとして、封獣ぬえのスペルカードに、<正体不明「厠の花子さん」>がある。
ぬえが「ダブルスポイラー ~ 東方文花帖」に登場した際に使用した。
同作でぬえは都市伝説をモチーフとしたスペルカードを使用しており、ぬえの本スペルカードも「トイレの花子さん」をモチーフにしたものとも思われる。
また同作でぬえが使用するものには、『深秘録』に登場した豊聡耳神子が関連を持ったオカルトである「赤マント青マント」とモデルを同じくする<正体不明「赤マント青マント」>もある。