概要
『ダブルスポイラー』の登場キャラクター、封獣ぬえのスペルカード(必殺技)。
必要撮影枚数は6枚。
マントを広げるような形で赤と青の丸弾が展開され、直後に赤と青のナイフに形を変えてプレイヤーキャラに襲いかかる。
モチーフは学校の怪談の一種『赤マントと青マント』。
トイレの個室にて「赤いマントが欲しいか、青いマントが欲しいか」という声が聞こえ、赤マントと答えると背中を切り裂かれ、青マントと答えると背中から全身の血を抜き取られて殺される、というもの。
比較的古い世代の間で流行った怪談であり、幻想入りしているものとも言える。
東方Projectにおいてぬえ以外に「赤マント青マント」に関連したものとしては、『東方深秘録』において当時幻想郷で流行していた都市伝説の具現化とその力を得るという怪異に関連して、豊聡耳神子がその力を行使している。こちらは都市伝説そのものが力となっているとあって関連する怪異(※)もまた明確にスペルカードなどに表現されるものとなっている。
また「学校の怪談」という多様な都市伝説を包括したものとしては霧雨魔理沙がこの力を表現しているなど、ぬえが用いた都市伝説的恐怖のモチーフは『深秘録』では二人の人物が別々に関連するものとなっている。
※:例えば前述の「マントの色を選ばせる」や血液に関連しての「動脈と静脈」(赤マント=自分が血で真っ赤に / 青マント=血を抜かれて真っ青に)など。