概要
『ストパン』や『ビビパン』と混同されやすいが、前二者とは異なり、公式略称である(Twitterでもgarupanのタグが貼られている)。
『ガルパン』の『パン』は『パンツァー』の略称であり、決して『パンツ』の略ではない(「不可解な、パンツの名をつけておきながらパンチラを行わないとは!」と思うのはお門違いもいいとこ)。
『こち亀』でも、ガルパンを紹介したときにもパンツァー=パンツの話題が出ている。漫画では誤解を避けるため、そのことに触れないように戦車の話をするという。
公式略称ということもあり、スタッフやキャストのコメント、新聞や雑誌の記事、本のタイトル(関連商品にある「ガルパンの秘密」がそれ)などにも『ガルパン』の名前が頻繁に使われており、ついには喫茶店や展示場にまでその名が冠されることとなった(ガルパンギャラリーなど)。
これは、公式ではほとんど扱うことのない『ストパン』『ビビパン』との大きな違いと言える。
放送後の反響
放送前はこれも『ストパン』同様にパンツアニメなのでは、といううわさが流れたが、いざ始まってみると、断固としてパンツを見せない、硬派なアニメだったことが判明した。PVやインタビューでも監督が「パンチラはありません」と断言している。
その理由は、パンツに集中してしまい、肝心の戦闘シーンを見落としやすくなるためである。コンテにも、パンツが見えてしまうアングル(体育座りしてるシーンなど)に必ずといっていいほど「パンツは見せないでください」との注意書きがあるため、パンツを見せびらかす美少女アニメとは一線を画しているといえる(「パンツは恥ずかしいから絶対見せないもん!」と言っているようなもの)。
※こんなポーズをとっても絶対にパンツは見せません。
ちなみに
本作以外にも、『Gアームズ』のガンパンツァーZZや『武装神姫』のムルメルティアなど、パンツァーを名乗るキャラクターがいくつか存在する(前者はその名前のせいで劇中でガンパンツ呼ばわりされている。後者は戦車型の英文字名称がTYPE PANZERとなっている)。この2名は名前以外にもガルパンとの共通点がある。(前者はソフト関連の発売元が同じ、後者はキャラクターデザインが同じ)
(左がガンパンツァーZZ、右がムルメルティア)
その一方で、英文字でPANZERと書いてあるのにもかかわらず、パンツァーと読まないものも存在する。『超電磁マシーンボルテスV』のボルトパンザーがそれで、英文字ではVOLT PANZERと書いてあるのにボルトパンツァーと呼ばない変わり者である(おそらく、放送当時はパンツァーという名称があまり知られていなかったためにそのような名称になったのだろう)。
(先頭から2番目の奥のマシンがボルトパンザー)
ほかにも、機甲界ガリアンの「機甲界」の英文字が「PANZER WORLD(パンツァーワールド)」だったり、それに登場するロボットの名称がパンツァーブレ-ドだったりと、意外とアニメ関連でパンツァーという名前を見かけることは多いといえる。