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闇の皇子ボーゼルの編集履歴

2015-06-28 15:18:32 バージョン

闇の皇子ボーゼル

やみのおうじぼーぜる

闇の皇子ボーゼルは、『ラングリッサー・シリーズ』に登場する、魔族の王的存在。

概要

CV:塩沢兼人

魔族を総べる魔王的な存在で、混沌の王カオスを復活させる為に人間同士の戦争を裏で操ったりして暗躍している。目的の為なら手段も選ばず、人の弱みを付け込んで利用したりして、光輝の末裔(特にアルテミュラージークハルト)を苦しめる。


生い立ち

リグリア帝国第一皇子・パウル

元はリグリア帝国の第一皇子・パウルという人間だった。

誰からも支持されなかったが故に性格が歪んでおり、自分が皇帝になるためには卑劣な手を使う。そのためならたとえ実父だろうが気に入らない者がいれば暗殺したり、その死すらも喜ぶ陰険狭小な人柄である。

そんなある日、アルテミュラーが次期皇帝の座に付く事が有力視されると、彼を良しとしないガイエルと結託してアルテミュラーを失脚させようとたくらむ。

しかし結果は、闇の帝王ボーゼルが倒れた後、ファーナがアルテミュラーを庇ってガイエルの放つ矢を受け命を落としたため、怒り狂って魔剣アルハザードを握ってボーゼル(PS2版では“アルテ・ボーゼル”)となったアルテミュラーによってガイエルは瞬殺され、パウル自身もアルテミュラーのブラストを受けて高いところから転落。瀕死の重傷を負ったが…。


ボーゼル誕生

パウルはそれでも自業自得であることを嫌い、自分の非を絶対に認めようとしなかった。

自らの死期を悟り、生死をさまよっていたところで何処からか声がした。

混沌の王カオス…停滞を破壊し、混沌の世に戻そうとする神である。彼からアルテミュラーに対する復讐の話を持ちかけられたパウルは、その誘いを受けると同時に人間であることを捨てて、闇の皇子ボーゼルとなった。

そして同じく自分の非を認めないまま死んだ為、カオスの手で人間を捨てた魔族となったガイエルを部下に迎え、カオス復活の儀式として一人の女性を生贄に捧げることにした。

それを知って、ディハルト達と合流したアルテミュラーは自分が招いた結果だと自覚してか「恨みがあるなら私だけに晴らせ!」と説得するが、ボーゼルとなったパウルは、カオス復活の暁にアルテミュラーには惨たらしい死を与えると言い返す。

その言葉を受けたアルテミュラーの部下・エマーリンクは「何処まで曲がった男だ…!」と怒りを露にしていた。

結果的にはディハルトアルテミュラーの軍勢に敗れてカオス復活に失敗したボーゼルは、聖剣ラングリッサーを必ず奪うと宣言して倒れた。


その後

混沌の王カオスや魔剣アルハザードがいる限り、ボーゼルは例え何度倒されてもいくらでも復活できる。

ラングリッサーⅢ』の後の時代である『ラングリッサーⅠ』では、自身を崇拝する狂信者であるニコリスナーギャがダルシス帝国の皇帝ディゴスを洗脳し、ラングリッサーを奪わせることで復活するが、レディン達バルディア軍によって敗れる。

その後の『ラングリッサーⅡ』ではアルハザードの真の力を復活させる為にラーナを洗脳してダークプリンセスにする。さらに『デア・ラングリッサー』では、人間と魔族の間に生まれたソニアに目を付け、人間を捨てた魔族にしようと憎悪を植え付けては光輝の末裔を苦しめる。

ラングリッサーⅣ』では自らを“魔術師フェアラート”と名乗り、賢者の水晶を狙って暗躍するのである。


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