阿弥陀如来
あみだみょらい
阿弥陀如来とは、仏教における仏(如来)の一尊である。
概要
大乗仏教で、最も信仰されている仏の一人。
梵語では「アミターバ」(अमिताभ Amitābha[amitaabha])、
あるいは「アミターユス」(अमितायुस् [amitaayus])で、
前者は『無限の光を放つ者』、後者は『無限の命を持つもの』を意味する。
浄土信仰における最重要信仰対象であり、浄土系仏教の全てがこの仏様を信仰している。
西方極楽浄土(いわゆる極楽世界)の主催者であり、浄土への転生を強く願う者を、死後この浄土へと誘い、安らぎを与えるとされる。
如来となるべく修行していた時代には「四十八の誓願」をたて、その概要は……
『未来永遠にわたってあらゆる人々が浄土に行けるようにします。
それができなかったら私は仏になりません』
というもの。
このため、三世(現在・過去・未来)の一切の衆生(その世界に生きる人々)を時空を超えて救うとされ、時間・空間に係る一切の制約を受けない仏様とされる。
化身・垂迹とされる神
白山三所権現(このうち大汝権現こと大己貴命)