「玄界の猿が・・・・・・!」
プロフィール
概要
大規模侵攻にて侵攻してきたアフトクラトルの部隊の一人。
イメージは「般若」。
好戦的な性格で言動が荒く、上官であるハイレインに対して傍若無人な態度をとったり、同僚であるヒュースに対して「雑魚」と見下すなど、素行不良が目立つ。
その上、ハイレインの命令を違反してでも敵を求めてボーダー本部内へと強襲したりと独断行動をとり、人の言うことをあまりよく聞かない。
しかしその性格は角の浸食によるもので、片目が黒いのもそのせい。
ミラの口から、角を移植する前は聡明で優秀な子供だったという事が明かされている。
大規模侵攻においては、転送後すぐに風間隊と交戦し、善戦されはしたが隊長の風間蒼也を返り討ちにした。
その後は対処法が見えない事もあって放置されていたため、敵を求めてボーダー本部へと強襲を仕掛けた。
通信室を破壊したのち、キューブ化から復活した諏訪隊と交戦。訓練室に誘い込まれるも、その仕組みに見破り、諏訪隊を窮地に追い込んだ。
しかし、指令室から文字通り飛んできた忍田忍田真史>本部長の参戦で、弱点を保護するダミーを生成量以上の速度で破壊し逆に窮地に追いつめられる。
土壇場でカバーから弱点部を放出して危機を脱し、泥の王の力で風間蒼也との交戦と同様に忍田忍田真史>内部から攻撃。
しかしそれも最後は忍田率いる合同部隊に敗北。
「用済み」と判断されたハイレインの命を受けたミラにより始末され、自身の黒トリガーを回収される。
玄界の人間を見下した言動を取るなど傲慢な性格を見せるが、その傲慢さにある程度見合った実力は持っている。
訓練室に誘い込まれた際、訓練室の仕組みを理解したり、さらに弱点である伝達系とトリオン供給器官を固体化したカバーで隠されている上に、同種のダミーを大量生成させて撹乱させたり、さらに忍田に弱点である伝達系とトリオン供給器官を斬られる直前に固体化したカバーから外して脱するなど、柔軟な面を見せる。
作者曰く、ラッド、鬼怒田さんと並ぶ「ワールドトリガー三大萌えキャラ」の一角。
泥の王(ボルボロス)
おそらく指輪型で、自身を固体・液体・気体の3形態へ変化させる黒トリガー。
交戦した諏訪に「プルプルスライム野郎」と言われるように、本体は常に液体化しているため、弱点以外への攻撃は斬撃であれ射撃であれ無効化される。
その弱点である伝達系とトリオン供給器官も固体化したカバーで隠されている上に、同種のダミーを大量生成させているため、レーダーでは判別不可能。
そしてそれらは移動と増殖を繰り返しているため、広範囲の攻撃で一掃するか高速攻撃で全て潰しきる必要がある。
攻撃は固体化した刃で行うが、攻撃前に液体状態で隙間に忍ばせる事で相手の死角を突いたり、気体化させる事で相手の体内に侵入し内側から切り裂いたりと、目に見えない場所からの奇襲を得意とする。
作中でも言及されているように「これらの特異性を活かした初見殺し」こそが真骨頂であり、じっくりと分析する機会を与えた事が彼の敗因に繋がっている。