原作版・不動明(ふどうあきら)
げんさくばんふどうあきら
永井豪の漫画版「デビルマン」の主人公、不動明のことである。
概要
「デッビール！」のかけ声とともに12mの巨人に変身したりしない不動明のことである。
赤いウィングが背中から出てきたりしない不動明のことである。
全裸に黒パンツをはいたりしない、
赤字で「Ａ」と書かれた黄色いシャツを着たりしない、
裏切り者の名を受けて全てを捨てて戦ったりはしない不動明のことである。
「おれは、からだは悪魔になった．．．だが、人間の心をうしなわなかった！
きさまらは人間のからだを持ちながら、悪魔に！ 悪魔になったんだぞ！
これが！ これが！ おれが身をすててまもろうとした人間の正体か！」
「地獄へおちろ人間ども！」
と叫んで怒りの炎を吐き出した不動明のことをさす。
解説
牧村美樹の家に下宿している男子高校生。親は海外勤務をしている（小説、OVA、実写版では両親が故人）。
親友・飛鳥了にデーモン族の存在を聞かされ、人間を守るためにデーモンの勇者アモンと合体しデビルマンに覚醒した。元は内気な性格だったが、合体後はデーモン族の好戦性が出てアグレッシブな性格になる。
前述したとおりデビルビームやデビルアローはほとんど使わないが、火を吹いたり手からビームを出したりする程度の能力は有る。
変身後の体色は原作漫画のカラーイラストでは青緑（TVアニメ版・デビルマンとほぼ同じ色）、OVAでは褐色。『AMON デビルマン黙示録』では白で、アモン覚醒時にはOVAと同じく褐色に変化する。
ちなみにpixivでこのタグが付いている作品は、「原作を読んでいること」が前提になっているものが非常に多いため、アニメしか知らない人はとにかく原作を読んだほうがいいだろう。
親友は飛鳥了で、デビルマン以外にもバイオレンスジャックなど様々な永井豪作品に出演している。