北海道は十勝の酪農家の家に生まれた自身の体験を基にしている。
三巻目の惹句は「累計300万部突破!」
氷点下の戸外へパンツ一丁で出かけるワイルドなお父様や、ソ連の略称CCCPについて答えてくれるやさしいお姉さま、などがポテチ、鹿、サケなどを産する豊穣のジャガイモ畑と、熊の襲撃に備える厳しい牧場を、いかに経営するかが面白おかしく描かれる。
一応、正義の男、鼻祖荒川与作から、祖母、祖父、母など作者に血のつながった人は「牛」で描かれ、アシスタントなどは然るべき動物(犬など)で描かれ、兄弟衆の配偶者、ツッコミ担当の編集者は人間で描かれる。ただ子供は人間の形をしている。