概要
主人公翔子の姉で、子馬座の青銅聖闘士であり聖闘少女の1員。黒髪ロングでスタイルの良い美女。翔子には「お姉ちゃん」と呼ばれている。
幼少時から父の道場で空手をたしなみそれなりの成績を収めていたようで、実家には賞状に囲まれた写真がある。5年前にグラード財団の特待生に選ばれ家を離れており長らく実家とも連絡を取っていなかったが、その間実は修行を重ね子馬座のセインティアになっていた。
翔子がアテの分身に襲われている現場に聖衣姿で現れ彼女を救う。美衣曰く、戦闘においては慎重派かつ「諦めが悪くタフ」らしい。
アテから翔子を守ろうとして美衣とともに戦うも、重傷を負ってしまう。さらに翔子をエリスに取り込もうとするアテの魔手から翔子をかばい、エリスの肉体として吸収され聖衣を残して消えるが、エリス神殿の巨木に挟まれた球体の中に捕われていたがやがてエリスに肉体を乗っ取られる。しかし彼女の魂はそれでも消えず妹を小宇宙で助けようとする。
実は幼少時に翔子とともにエリスの手の者に襲われかけた際ミロに助けられており、その時の体験から妹を守るため、運命を変えるために強くなりたいと願い聖闘士になるためグラード財団に志願、財団が運営する「聖・アカデミー」に入学し5年間修行を積んできた。当初からアカデミーが聖闘少女訓練所である実態を認識して入っていたようである。
修業時代にリゲルと何らかの縁があった模様。
エリスの完全覚醒が間近になる中、城戸沙織と翔子が小宇宙で接触し彼女を助けようとするも、既に彼女の魂にはエリスの魂が巻き付き救出が困難な状態にあった。翔子に乗り移ろうとするエリスを押さえ込み、ミロにエリスごと自身を撃たせて翔子の元に花びらを舞わせて消滅する。
エリス響子
十二宮の戦いが終わった直後、完全にエリスと同化した状態となって翔子の前に現れる。
沙織曰く「響子の中に残っていた強い願いが邪神の小宇宙により増大し歪められている」状態で、元のエリスの性格とも異なる様子を示している。自身の状態を「とても自由で自然」と称しており、本来の響子同様の穏やかな態度を取りつつも、「地上の人々が争うことは素晴らしい」とし、「戦いの女神エリス」を名乗り、「全ての戦いを愛し肯定する」としており、響子とエリスの人格が混ざり合い、新たな人格となった様相を呈している。
翔子を惑わそうとするも、沙織に阻止されリゲルと共に去り、死んだばかりのサガや、エモニに力を与え復活させ、争いの種子を撒きはじめる。
技
- エクレウス流星拳