解説
軍隊の名称の一つであり、英語における「Defence Force」「National Defense Force」などの名称を持つ組織の訳語として用いられ、前者は防衛軍と訳される場合もある。
日本の自衛隊も、「Japan Self-Defense Forces」という英語名称を持ち、自民党が2012年4月27日に決定した日本国憲法改正草案では「自衛隊を国防軍にする」と明記され、12月に施行された第46回衆議院議員総選挙の政権公約においても国防軍と位置づけると明記されている。
安倍晋三首相は「自衛隊の名は自分を守る利己的な軍隊だとの印象がある」とまで述べている。2013年1月25日の産経新聞MSN産経ニュース「eアンケート」では、22日までの調査で「国際的標準にのっとった役割を果たすよう、自衛隊を軍隊として位置づけるべきか」では「YES」が95%に達した。(産経新聞やその読者の政治志向性が中道的な故であるとも言えるが、仮に極左のしんぶん赤旗がおなじアンケートを行えば真逆の結果になることは想像に難くない。)