出水公平
いずみこうへい
「…なんちゃって」
「余裕こいてんじゃねーぞ このわくわく動物野郎」
概要
原作のカラーは、クリーム色の髪と茶色の目。分けた前髪を両目にぶっこんでいるらしい。
人物像・活躍
男子高校生らしい軽いノリの持ち主だが、「常に考えながら戦う」ポジションであるシューターだけあって、状況に合わせて適切なトリガーを使い分けつつ相手の裏をかく事を得意とする。
作者曰く「あまり悩まない天才型」であり、5巻のペーパーにて判明した学力はそこそこ良いのだが、米屋からは「弾バカ」と言われている。
私服センスがイマイチであり、制服・隊服以外だと「千発百中」と書かれたTシャツを着ているのが確認できる。
4巻の黒トリガー奪取作戦にて初登場。顔出し早々に、全攻撃(フルアタック)と見せかけて全防御(フルガード)を展開し、敵スナイパー・佐鳥の位置を炙り出した。
その後、三輪や当真と連携して嵐山隊を追い詰めたが、思いがけないタイミングで当真が倒された隙を三輪共々佐鳥のツインスナイプで撃ち抜かれた。
大規模侵攻編においては、米屋・緑川と共に人型近界人・ランバネインの討伐へ参戦。巧みな援護射撃で2人をサポートした。
撃破後は2人と共に修達の援護に回ったが、現れた敵の指揮官・ハイレインを前に苦戦を強いられる。当真達スナイパーチームの狙撃で一度は優位に立ったかに見えたが、ミラがラービットを転送した事で狙撃地点を潰されてしまいベイルアウトに追いやられた。その能力からハイレインに「捕えて部下に加えたかった」と言わしめた。
なおこれらの活躍により、論功行賞では米屋・緑川と共に一級戦功(報奨金80万+800P)を上げている。
この三人を合わせてA級3バカと呼ばれることがある。
この三人組は、人型近界民との交戦後に東とした約束の通り、焼肉をおごってもらっていたり、米屋とは、一緒に昼飯を食べている描写があったりと、普段から仲は良い様子である。
戦闘スタイル
射手用攻撃トリガー4種(アステロイド・メテオラ・バイパー・ハウンド)を状況に合わせて使い分ける中距離戦闘型。
那須隊の那須玲と並び、数少ない「バイパー」の弾道をリアルタイムで引ける技量の持ち主であり、弾を迂回させて反撃を受けないようにするといった小技も見せる。
また、無数の小さな的に一気に誘導弾(ハウンド)を当てて見せたりなど、繊細なトリオンの制御も上手い。
さらに、本来時間が掛かるシューター専用の大技である合成弾をものの数秒で作れるセンスを持ち合わせる。
好きなものに全攻撃(フルアタック)を入れているだけあって、トリオン量に物を言わせて盛大に弾丸を放って圧倒する場面が多く、作者からもビジュアル担当と評されている。
しかし、そんな派手な攻撃の本質は相手を引きつける陽動であり、周囲が仕留める隙を作るのが彼の仕事である。