プロフィール
概要
そんな仁太の元へ、かつての亡くなったはずの本間芽衣子(めんま)が現れるところから、物語は始まる。
人物
幼少期は明るく元気な性格で周囲の人気者で、仲良しグループ超平和バスターズのリーダー的存在だった。
ある夏の日、芽衣子と恋仲にあると周囲にはやし立てられ、思わず芽衣子のことを「ブス」と罵ってしまう。その直後に起きた事故で芽衣子はこの世を去ってしまい、彼女に謝れなかったことにずっと後悔を抱えていた。
また芽衣子の死から、超平和バスターズの仲間とも疎遠になり、また母親とも死別する。
そして進学校への受験に失敗。滑り止めの高校に通うが馴染めず、一週間で不登校になってしまった。
ひきこもり生活が始まってからは外出の際には知り合いに見つからないよう長髪、ニット帽、眼鏡で顔を隠している。
変わった趣味を持っているようで、いつも謎の日本語(『西へ東へ』・『地底人』など)が書かれたTシャツを着ている。
ある夏の日、仁太の前に芽衣子が再び現れる。
芽衣子からの「お願い」を叶えるため、仁太は奔走する。
人間関係
幼いころから本間芽衣子には何かしらの好意を持っており、「ブス」と罵ってしまったのも無論のこと好意の裏返しである。
それが恋なのか友情なのかは、再び現れた芽衣子を前にしても、いまだ語りかねている。
安城鳴子とは、高校とクラスが同じという接点があり、比較的距離が近い。
鳴子からはひそかに想われているが、仁太がそれに気づいているかは不明。
昔から仁太にライバル心を抱いていた集は、落ちぶれた仁太に苛立ち、憎まれ口を叩く。
鶴見知利子(つるこ)はそれをたしなめ、仁太に気遣う様子を見せている。
久川鉄道(ぽっぽ)からは、かつてのリーダー格だったころと同様に「じんたんはすげぇ」と評価される。
当の本人はたじろぎ気味。