プロフィール
概要
そんな仁太の元へ、かつての亡くなったはずの本間芽衣子(めんま)が現れるところから、物語は始まる。
人物
幼少期は明るく元気な性格で周囲の人気者で、仲良しグループ超平和バスターズのリーダー的存在だった。
ある夏の日、芽衣子と恋仲にあると周囲にはやし立てられ、思わず芽衣子のことを「ブス」と罵ってしまう。その直後に起きた事故で芽衣子はこの世を去ってしまい、彼女に謝れなかったことにずっと後悔を抱えていた。
また芽衣子の死から、超平和バスターズの仲間とも疎遠になり、また母親とも死別する。
そして進学校・王大付属高校への受験に失敗。滑り止めの秩父市立緑が丘高校に通うが馴染めず、一週間で不登校になってしまった。
ひきこもり生活が始まってからは外出の際には知り合いに見つからないよう長髪、ニット帽、眼鏡で顔を隠している。
変わった趣味を持っているようで、いつも謎の日本語(『西へ東へ』・『地底人』など)が書かれたTシャツを着ている。
ある夏の日、仁太の前に芽衣子が再び現れる。
芽衣子からの「お願い」を叶えるため、仁太は奔走する。
困った人を放っておけない気質で、めんまやあなるを救おうと何度か手を差し伸べている。
以後は徐々に学校にも登校するようになり、なんとか進級できるまでにはなっている。
また高2段階では髪型もやや短髪に変えている。
成人してからは父と同じ帽子をかぶっているが父と同様の頭髪になったためかは不明。
上記のように芽衣子に詫びたいと思っているが詫びたのはマンガのみ(小説ではふざけたために失敗)。
人を見下しがち。
またかくれんぼの失敗を芽衣子に転嫁する、鉄道に交換日記をサボった罪をなすりつけるなどリーダーにあるまじき責任逃れをする傾向も。
下記のように仲間の助力が必要なのに気づいたのは終盤になってからだった。
もともと優等生であり、バイト先のゲームショップでもすぐにレジ打ちを取得するなどスキルは高い。
社会人になってからは鉄道と作った会社で専務に就任している。
人間関係
幼いころから本間芽衣子には何かしらの好意を持っており、「ブス」と罵ってしまったのも無論のこと好意の裏返しである。
それが恋なのか友情なのかは、再び現れた芽衣子を前にしても、いまだ語りかねている。
物語終盤で、ゆきあつの策略により過去の「あの日」を再現した際に
「めんまのことが好きだ」と認めることが出来た。
またその後、「お嫁さんにしたいの好き」とお互いが思っていることが確認できた。
安城鳴子とは、高校とクラスが同じという接点があり、比較的距離が近い。
鳴子からはひそかに想われているが、仁太がそれに気づいているかは終盤までは不明だった。
色々あったが鳴子とは10年後…
昔から仁太にライバル心を抱いていた集は、落ちぶれた仁太に苛立ち、憎まれ口を叩く。
鶴見知利子(つるこ)はそれをたしなめ、仁太に気遣う様子を見せている。
久川鉄道(ぽっぽ)からは、かつてのリーダー格だったころと同様に「じんたんはすげぇ」と評価される。
当の本人はたじろぎ気味。
父・篤にはバイトや花火などもろもろ隠してはいるがバレバレな模様。