金剣

きんけん

「Fate/stay night」又は「Fate/Zero」の登場人物、ギルガメッシュ×セイバーのカップリング。

概要

Fate/staynight又はFate/Zero本編において、ギルガメッシュがセイバーに幾度となく求婚していることから広まったカップリング。

しかし当のセイバーはその求婚を好ましく思っていないこと、またセイバーはFate/stay nightのメインヒロインの一人(つまりルートによっては衛宮士郎の嫁)であることから、このタグがつけられるイラストや漫画の大半は金→剣の一方通行である。

Fateアニメ本編のネタバレ注意

◇Fate/Zero

第四次聖杯戦争中、身に余る大望を望み嘗ての友を思い起こさせる風貌のセイバーにギルガメッシュは興味を示すようになる。初めは面白みのある「駒」としてその動向を高みの見物していたが、戦争終結間際、聖杯を求めてやって来たセイバーの前に立ちはだかり強大な力で圧倒。

セイバーに剣を捨て自分の妻となるよう迫るも、破壊された聖杯の泥にギルガメッシュが飲み込まれたことで決着がつくことはなかった。

その後聖杯の呪いをはね返したギルガメッシュは復活し、再び聖杯戦争が起こりセイバーが現世に召喚される日を待ち続けていた。

◇旧アニメFate/staynight

セイバーに執拗に執着し無理矢理自分のものにしようとするが、セイバーはそれを断固として拒絶し続ける。そして最終決戦で一対一で戦うこととなりセイバーは窮地に追いこまれるが、マスターである士郎から返された全て遠き理想郷（アヴァロン）と力を増したエクスカリバーの一撃でギルガメッシュを撃破。

「憎らしい女だ‥‥。最後までこの俺に歯向かうとは」

「だが許そう‥‥手に入らぬからこそ美しいものがある」

王である自分に抗い、崇高な信念を貫いた彼女の想いの強さと聖剣の力を認めたギルガメッシュは、セイバーの頬をそっと愛で満足しながら消滅していった。

アニメでギルガメッシュとセイバーの長い交戦と決着が見られるのは今のところこのセイバールート(Fateルート)が主軸の2006年度版の旧アニメだけだったりする。

◇その他関連Fate作品での関わり

「テイクアウトは‥‥お前だ！」

TYPE-MOON10周年記念アニメーションとして製作されたカーニバル・ファンタズムの第8話「はたらくセイバーさん」では、セイバーがウェイトレスとして働く喫茶店アーネンエルベに来店したギルガメッシュが傲慢な態度で接客を強要し、セイバーのアホ毛をつまんで遊ぶなどやりたい放題弄び困らせまくった結果、最後は堪忍袋の緒が切れ覚醒したセイバーオルタのドSな粛清によりギルガメッシュはすっかりキャラがおかしくなってしまい彼女の(財布担当的な)子分として夜の街を連れ回される羽目に。

(カーニバル・ファンタズムはパラレルワールドかつギャグメインのアニメなので二人の関係はFateの殺伐としたアニメ本編とは異なりかなりゆるい雰囲気になっている)

また、コチラのギルガメッシュルートでも言い寄っており求婚どころか勝手に俺の嫁扱いしている。相変わらず傍若無人で話が通じないため怒る気力すら無くさせる始末。

しかし、ギルガメッシュルートのエンディングではギルガメッシュとセイバーの微笑ましいやりとりを見ることができるのでファン必見。

◇四コマFate/ゼロ＆ステイナイトカフェ

セイバー目的でカフェに長時間入り浸るため迷惑がられている。

自称「セイバーと我の愛の巣」

◇戦車男

TYPE-MOON幻のお馬鹿企画。ギルガメッシュは引きこもり王という設定で部屋にある私物のセイバーフィギュアを何よりも大切にしている。落下しそうになった際はダイブして死守。

ちなみにいつも寝る前に愛でているらしい。

◇Fate/GrandOrder＆タイガーころしあむアッパーのＯＰで剣を交えて戦っており、宿敵として描かれている。