曖昧さ回避
- 柔らかい響きが特徴の、トランペットに似た高音の金管楽器。
- 古くは中世・ルネサンス時代から、19世紀ごろまで使われた管楽器。リコーダーなど木管楽器のように、音孔を指で押さえることで音を変えるが、金管楽器と同様、リップリードを用いる。ツィンク(独:Zink)とも呼ばれる。
- パンの一種。⇒詳しくはチョココロネを参照。
- ソフトクリームのカップ。
- 『マール王国の人形姫』の登場人物。→コルネット・エスポワール
- 『ハーメルンのバイオリン弾き』の登場人物、コル・ネッドの愛称。
pixivでは専ら「コルネットとクルル」がヒットする。
コルネット(金管楽器)
コルネット(Cornet)は、高音部を担当する金管楽器の一種。
アルトホルンやユーフォニアム等と同じく「サクソルン属」と呼ばれる楽器の一種で、そのグループの中でも特に高い音域を受け持っている。
B♭コルネットとE♭コルネットがあり、特にE♭コルネットは「ソプラノコルネット」とも呼ばれる。
トランペットに似た形状をしているが、トランペットの管が円筒管(筒の様に太さにあまり変化が無い)であるのに対し、コルネットは円錐管(ベルに向かってだんだんと広がっていく構造)で作られている。
そのため、トランペットと比較するとより柔らかな響きを出すことができる。
吹奏楽などではトランペットパートの持ち替え楽器となることが多いが、ブラスバンド(英国式金管バンド)では高音部の要の楽器として、様々な役割の奏者と共に用いられている。
関連イラスト
関連動画
ソング・アンド・ダンス(Song and Dance)/フィリップ・スパーク
(Cornet Solo : Hans Gansch)
イーストコーストの風景(East Coast Pictures)/ナイジェル・ヘス
第2楽章「キャッツキルズ」(The Catskills)
(Cornet Solo : Maurice Murphy)