妖怪学校
ようかいがっこう
ほうれんそうマンシリーズ以来登場。妖怪達が一人前になるための学校。海の彼方で妖怪たちの暮らす妖怪島にある……設定だが、アニメ版ではほうれんそうマンシリーズが無かったことにされた為、普通に人間世界と地続きになっている。
妖怪たちは地球が隕石で吹き飛んで全員宇宙に放り出されようが生きているらしいが、「他者を驚かせる」事だけが生きがいなので、『ちきゅうさいごの日』では地球に迫る隕石を吹き飛ばそうとするゾロリたちに協力した。
主要キャラ
妖怪学校の担任兼責任者を務める。
妖怪達を一人前にするために、悪戯の天才・かいけつゾロリを見込んで臨時講師をお願いしている。イシシ、ノシシ兄弟や生徒たち同様にゾロリを尊敬している。準レギュラー。
ほうれんそうマン
ほうれんそうマンのようかいじま
いたずら・いじめが赤点で落第寸前だったダメ生徒3人組の1人。「いくらポイポイでもそりゃかわいそうだ」と言い出すほど心優しかったが、ママが心配しているとゾロリに唆されて考えを改める。
ゾロリの計画通り、ポイポイが寝ている間に布団を濡らした。
なおダメ生徒3人組はいずれも透明になれる。
芋妖怪
ダメ生徒3人組の1人。ゾロリから「ヨボヨボになるまで留年する気か」と叱咤されてやる気を出した。
ゾロリの計画通り、空を飛んですみれちゃんに芋姉ちゃんメイクをしたり、イヌジの椅子の下で放屁した。
蛸妖怪
ダメ生徒3人組の1人であるが、向上心は一番強かった。
ゾロリの計画通り、ポンチとシマオをアーケードゲームに釘付けにさせ、頭をタコおどりにした。
『きょうふのカーニバル』で再登場した際には飛行している。ほうれんそうマンシリーズでの妖怪では最も再登場し易い。
かいけつゾロリ
きょうふのやかた
主に西洋の妖怪が登場。どの妖怪も大きな弱点を抱えており、『妖怪変身マシン』を使ったゾロリは彼らに化けて怖がらせ方をレクチャーしようとしたものの、弱点を把握していなかったせいでミスに繋がってしまった。『きょうふのようかいえんそく』には各人に関連する名所がそれぞれ登場。
ゾロリがこれに化けた結果、よりにもよって中華料理店を襲撃してしまい、ドラキュラと共にニンニクの利いた餃子の匂いとゾロリを助けようとした店主が用意した救急箱の十字マークでもがき苦しんだ。
原作では『イギリス代表』と紹介されていたが、ドラキュラは本来ルーマニア発祥である。まあイギリスで出版された小説で一躍有名になったのであながち間違っていない。
ギリシャ代表。相手を一目見ただけで血も肉も凍らせ石にしてしまう邪眼を持つ魔女。柴●理恵に似ている。彼女の邪眼は融通が効かないらしく普段はサングラスをかけて他人が石にならないようにしている。
ゾロリがこれに化けた結果、美容師に頭の蛇を焦がされ(美容師は状況を飲み込めなかった)、うっかり鏡を見てしまい、自分が石化した。
なお本人もうっかりサングラスを外してしまい自滅した事がある(その後も普通に登場しており、ゾロリが戻ってる点からもどうやらどうにかして石化を解く手段はある模様)。
そもそも動物が普通に歩いている世界なので普段は普通の青年である。逆にそっちの方が珍しいのでは。
ゾロリがこれに化けた結果、満月で変身する。さっそく民衆を襲いに行くも、雲が満月を変な風に覆い隠し、その影響で歪な姿になってしまい、笑われるハメになった。アニメでは三兄弟になっており、アニメオリジナルエピソード『おいしいがっこう』ではほかの2人の兄弟も登場している。
なお彼だけ出身国不明。
エジプト代表。
ゾロリがこれに化けた結果、女の子を襲った時、怖がってもらえた。違う意味で(当のゾロリはミイラ男に指摘されるまで包帯がほどけた事に気づかなかった)。
ピョンシー
厳密にはゾロリが作ったメカだが、便宜上ここに記載。巨大なキョンシー型のメカ。額のお札を剥がすと跳ね回って町を踏み潰すのだが、イシシとノシシが強く貼りすぎたせいでお札どころか頭が外れて壊れてしまった。ちなみに近年発掘されたOVA版では普通に剥がれて上手くいったかと思いきや町の建物をことごとく素通りしていき、さらにイシシとノシシが操縦桿を肩叩きに使ってしまったせいで………
なお、原作及びOVA版では烏龍茶をエネルギーにして動くという、オーバースペックな代物だったが、現行アニメ版ではエネルギーがイシシとノシシのオナラになっており、(少なくともこの世界では)スペックがやや下がった。
ゆうれい船
主に海に関する妖怪が登場。なかなか再来しない。
うにぼうず
海坊主の妖怪。全身にウニが生えており、気合を入れることで吹っ飛ばし相手に突き刺す。
船のボーイに扮してアーサーにインチキな権利譲渡書を書かせようとしたが、エルゼのペンダントでウニが反射してペシャンコにされた。その後、穴をバンソーコーで塞いで普通の海坊主として出直す。
ラーメンドンブリに化けたクラゲ妖怪。互いの手を繋ぐことで「直列繋ぎ」になり、電圧が増す。アーサーはおろかゾロリまで苦しめた。その後はラーメン屋の丼に化けたり、水族館にいたり、ネオンサインになったり、海に野生化したりといずれも現代社会に溶け込んでいる模様。
巨体を持つ河童。頭部が電動鋸になっている。皿を乾かされると弱い。その後は壊れたお皿の鋸を修理に出し、直るまでの間池で動物に化けている模様。
墓から蘇った不潔なゾンビ集団。くさ~いヘドロ風呂で体を洗っていたが、イシシのドジで幽霊船がクジラに戻ったため、海で汚れを洗い流されリフレッシュして普通にサラリーマンとして働き始めた。
きょうふのサッカー
主に日本の妖怪が登場。
河童軍団
「不潔な水中でいくら過ごしても平気」という理由で、とある小学校のトイレで花子さんをやっていた。戦闘力は全く大したことなく、小学生のサッカーチームにあっさりボコボコにされている。
なおキャラクターのモデルはサッカー選手のアルシンド・サリトーリ。
大蛸入道
ゾロリのサッカーチームのメンバー。こいつがドリブルすればだれもボールを取れない。だがあと少しでゴールというところでコケ、足が絡まり退場。
ゾロリのサッカーチームのメンバー。サイズがゴールとほぼ同じという史上最強のゴールキーパー。少し透けている。最後は力技で突破された(アニメ版ではイシシのおならで気絶した)。
おばけ大さくせん
昔はすごかったが今は年のせいで弱体化し困っている、日本の老人妖怪たちが登場。
年のせいか力が弱り困っている。その後はこっそり人の家で充電して電力を維持している。
老婆妖怪。小豆の価格高騰で困っている。和菓子作りが得意。
最近は視力が落ち困っているため、コンタクトレンズを付けている。
最近はきれい好きが増えたため、なめる垢が無くて困っている。
子供から渡されたチョコレートを舐めて大の甘党になり「チョコ舐め」に改名。
巨大だったが、年のせいかしわしわに縮んでおり子供より小さく困っている。
最後は海に転落したことで元のサイズに戻り、「海坊主」に転職(陸に戻った際にまた元のしわしわに縮んだ為)。
きょうふの宝さがし
いずれも元落ちこぼれという設定の、日本の中年女性妖怪が登場。『なぞのおたから大さくせん』にも全員登場。
強力な氷の息を吐く妖怪。肌が白いのはメイクをしているから。吹雪一郎の母親。プライドが高く雪女と呼ばれるのを嫌がる。
他のろくろっ首と比べて、首が短くて太いのが悩み。
飽きっぽい性格で、糸の粘りがないのが悩み。
花柄から、目玉花柄にした。
ちきゅうさいごの日
妖怪界最強の放屁力を持つ「屁の河童」。しかし緊張するとすぐ自分自身すら反作用でぶっ飛んで行くほどのオナラが出る為、強いコンプレックスを抱き卑屈な性格になっていた。しかし『きょうふの大ジャンプ』のダンクや、憧れていた少女河童らに励まされ、自身もダンクと共に、地球を救う「七人のおなら名人」に加わる。
ようかい大リーグ
史上最弱球団『リストラーズ』の選手たち。
いずれも実在の野球選手がモデルになっており、名前からだいたい想像がつく外見をしている。
のもの毛(元ネタ:野茂英雄)(アニメでは「のものけ」表記)
超ロン毛妖怪。剛速球を投げられるが、コントロールがいまいち。後に毛を一本キャッチャーのグロープに通すことで改善される(アニメ版では毛が切れてしまうが、のもの毛が切れたことに気づかず自信がついた為改善された)
沢山の足を使ったバッティング(3本足打法)が得意。だが最近動きが悪くなっている。後に6本足打法という敵を惑わせる戦法を使用。
首長島(元ネタ:長嶋茂雄)(アニメでは「首長」)
男性ろくろっ首。首は伸びるが、手は伸びたりしない。後にガムを使って取る方法で守備に貢献する。
吹雪一郎(元ネタ:鈴木一朗)(アニメでは「コオロー/吹雪凍郎」)
かなりのバッターだが、最近体が冷え、思うようなバッティングができない。吹雪その子の息子。後に体を動かすことで冷えを克服し、打撃でも氷の息を駆使して相手チームのエラーを誘った。
凄腕のホームランバッター。だがホームランにしか興味がない超スタンドプレイヤーであり、ホームランコースに無い球は全部見逃す問題児。ゾロリ達の影響でチームプレイの大切さを学んだ。
その他