レン・エルシ・ジュエリア
れんえるしじゅえりあ
プロフィール
概要
メモルゼ星からやってきた、王族の男の子。幼い頃、ララ・サタリン・デビルークと結婚の約束を果たすためにやってきた。当初は宇宙船で暮らしていたが、ルンが人気アイドルとなって経済的に余裕が出てきたのか、ダークネス9話の時点では高層マンションに引っ越してきたとされている。(ダークネス10巻の番外編によると2001号室に住んでいて、恐らく20階の位置に住んでいると思われる)
ララの好みである結城リトを敵視していて、対立することもしばしば。でも、リトに対してキーとなる言葉を挙げることもある。
メモルゼ星人の特徴として、男女変換性質がある。地球ではくしゃみのたびに入れ替わるが、砂漠の星である故郷では周期ごとに入れ替わっていた。
クラスの女子の大半が認めるほどの美少年で、宿題をレンに見てもらう際に不可抗力で胸を揉んでしまったとき、女子生徒は「レンくんならいいや」と許していた(また、それをうらやましく思う女子生徒もいた)。彼にとって女体化は嫌で、また男の娘にも見えることから、男らしくしようと頑張っている。
ぶりっ子で腹黒いルンとは対照的に、社交的で協調性がある。また、ルンに比べると精神的に打たれ弱い。頭脳が高く、ララほどではないが運動能力もリトを超える。ただ、天条院沙姫や後述の校長にスピードでやられている描写もあった。
2人は脳内で会話する事も出来るが2人のリトとララに対する感情は真逆である為、仲は宜しくない。
ルンがアイドルになってから、彼はますます空気キャラに。ララからも「久しぶり」と言われる始末に。
一応、途中まではルンの方が登場頻度が低かった為、それでも扱いは平等だった。また霧崎恭子やマネージャーなどルンのアイドル関係者はちゃんとレンの存在を把握している。
しかし、スピンオフ兼続編である「ダークネス」では救いの手が。なんと、レンとルンが分離することに。出番も増えつつあり、ルンとレンが一緒に映る事も多くなった。今後の彼の活躍も期待がかかる。
特に、ダークネス10話の彼の台詞である「(ララやルンなどの)女の子を泣かせるような事はするなよ」という言葉は、リトの恋愛関係の考えに対して強い影響をもたらし、随所でリトがレンの台詞を想起することも多い。
TVアニメ版第1期では初期の展開がベースになっていてオリジナル回も多かったため、原作よりも出番が多かった。2期以降は原作準拠の展開なので出番は少ない。
ピクシブでは、彼の登場の頻度の低さ(特に無印後期)やルンの人気度に関係してか、ルンのほうがイラストの投稿数が多い。別の意味で、リトとリコのような関係である。
ララやリトとの関係
前述の通り、ララとは幼馴染。小さい頃に女装されたり発明品の実験台にされたりしているが(ルンは逆にこれが恨みの原因に)、それでもララに対する気持ちは真っ直ぐで、彼が婚約を申し出て、ララは同意した(しかし、当のララはこれについて覚えていなかった)。
しかし、長い年月が経て、レンがララの所に来た際、ララがリトと仲が良いことを聞いていたらしく、リトを敵視することに。
「ダークネス」ではリトとルンとの関係がある程度良くなっており、レンはリトに対して上記のような恋愛関係の助言を与えていることも。だがその一方でララがダークネスとの戦いで幼児化してしまった時は『全てお前が悪い!』などと言ってリトに突っかかっていた(まああながち間違いではないのだが…)。ララとの関係は今のところ濃くは描かれていないが、少なくても良いイメージを受けていることは確かなようである。
今までレンの酷い扱いを受けたもの
●ルンがロリコンである校長に追いかけまわれている際に、レンを身代わりにして脱却を図るも、それでも追い掛け回される。(無印12巻・99話)
●キャラ紹介にて、先に出たのにも関わらず、後にルンより小さく描かれていた。(無印13巻~無印18巻)
●すけすけゴーグルくんのハプニングにて、ララに久しぶりと言われる。台詞に従えば、ずっとララ達の前に出ていなかったを意味する。(無印13巻・109話)
●海水浴にて、猿山に忘れられる。本人によれば冗談らしいが、レンはショックを受けた。(無印13巻・113話)
●レンが、ルンがララを酷いのにあわすのを止めるも、ルンが聞いてくれない。そして、これ以降ダークネスになるまでレンには一切の出番が無い。(無印16巻・140話)