概要
前面デザインががΣ形になっていてその形がゲンコツに似ているためについた愛称。北総鉄道公認の愛称でもある。(北総鉄道7000形車両引退記念写真集『ありがとう ゲンコツ電車』2007年 北総鉄道発行 より)なぜこのようなデザインになったかというと、雪やごみが付着しないようにするためと、視界(特に下面視界)を広げる効果が期待されたからである。
似たようなケースとして、フランスの電気機関車が挙げられる。なお、京浜急行電鉄の社員の間ではガンダムと呼ばれていた。決して交通局の白い悪魔のことではない。
北総鉄道7000形は「北総開発鉄道」としての開業時の1979年に6両編成3本が登場し、翌年鉄道友の会からローレル賞を受賞する。1990年に中間車2両を追加してすべて8両編成化され、1992年には京浜急行電鉄乗り入れに備えて先頭車の電動車化が行われた。老朽化に伴い7500形に置き換えられ2007年に引退。