松田啓人
まつだたかと
概要
CV:津村まこと
淀橋小学校5年生の少年。従来のシリーズの主人公に見られた「熱血」さは持たない、やや気弱で泣き虫な性格。一方で穏やかな優しさを持った男の子。
歴代のデジモンのアニメ作品の主人公で唯一、一人称が「俺」ではなく「僕」である。また、『アドベンチャー』~『セイバーズ』までの主人公の中で唯一の一人っ子である。
パートナーデジモンはギルモン。
実家は「松田ベーカリー」というパン屋を営んでおり、よく手伝いをさせられているせいか、パンの焼き方なども心得ている。なお、当初はゴーグルを装着していなかったが、テイマーとなってからは常時身に付けるようになる。
デジモンが大好きで、「自分の考えたデジモン」としてギルモンを落書きのように自身でデザインし、必殺技など詳細なイメージを膨らませていく。そしてデジノームによってそれは現実のものとなった。ただ、誕生したてのギルモンはほとんど赤ん坊のような状態であったため、育成や住処の確保など大いに手を焼かされることになる。
序盤は前述のような性格から頼りない態度が目立ったが、多くのデジモンとの出会いや幾多の戦いを経て一人の人間として、またテイマーとして、自らが生み出したギルモンと共に、彼自身も大きく成長していく。
赤色のデジヴァイス(アーク)を所有していたが、物語中盤、激しい負の感情からギルモンをメギドラモンへと暗黒進化に導いた際に粉々に砕け散った。その後、真の究極体であるデュークモンへの進化を遂げた際、新たに金色のデジヴァイスを手にしている。
同じクラスのヒロカズ、ケンタとはよくデジモンのカードゲームで遊ぶなど、特に仲の良い友人関係。
同じくクラスメートのジュリには密かに好意を寄せており、終盤にかけてはデ・リーパーによる侵略阻止はもちろんのこと、彼女の救出を重大な目的として奮闘することになる。