概要
コンクリートで舗装された道からも生えてくるほど、生命力が強い。
ある方曰く、「雑草という草はない。全ての草には名前がある。」という言葉がある。
また、『万葉集』では、萩という雑草、人間が開発した所にまず生える植物を詠んだ歌が結構入っている。
アジアの東、アフリカの南の方は、喰える奴が無いのでこれを取る作業が農業の重要なウェイトを占めるが、地中海の回り、西アジア、ヨーロッパでは、「せりとかなずなとかぺんぺんぐさとかみたいな食える奴」しか生えないので、一緒にとっておかずにして食べる。
人間の開発でダメになるやつが野草であるのに対し、・・・雑草は開発された人間の生息地の近所に生え、繁茂するという特徴がある。
農耕起源説として、原始のころ人間の住むところで、リン酸液と窒素の塊を「我々の業界ではご褒美です」として繁茂するこれらの喰える系が取られてたんではなかろうかというのがある。