何回も言わせないでよ。オレの師匠は鳩原先輩だけだ
プロフィール
人物像
13巻の狙撃手合同練習にて初登場。狙撃場で席を探していた千佳と夏目に席を譲った。
目を隠すような長さの前髪と伏し目がちの目が特徴の小柄な少年。
人物像・活躍
奈良坂によれば、冬島隊の当真と同じ「型にはまらない自由な才能」の持ち主であり、数少ない天才型。
通常狙撃訓練で、その当真と同じく、狙撃で的にイラストを描いていく『遊び』を行っていたりと手を抜いているにも関わらず、中学生組トップの個人ポイント(少なくとも9110pt以上)を持っている。
当真からは弟子扱いされているが、ユズル本人は当真を自分の師匠とは認めていない。
それは、自分の師匠であり、かつて二宮隊に所属していた鳩原未来のことを、ボーダーから姿を消した今でも尊敬しているため。
鳩原の失踪の真実を知らないため、二宮隊に悪感情を抱いている。
知り合って以来、千佳に対して好感を抱いている節がある。
話している時に頬を赤らめていたり、影浦に乗じて自分も三雲隊のランク戦の映像を見ようとしたり、その後のランク戦で、犬飼に緊急脱出させられそうだった千佳のピンチを救ったり、人が撃てないことの打開策として、過去に鳩原が考案した弾速重視の「ライトニング」と弾丸が命中した相手に重石を取り付ける「鉛弾(レッドバレット)」の組み合わせを教えることまでしている。
このように何かと千佳に協力的なため、夏目からは千佳に惚れていると思われている。
しかし、ユズル本人は飽くまでも、師匠と同じく人が撃てない千佳に彼女の二の舞になってほしくないための行動らしい。
戦闘スタイル
使用トリガーはイーグレット・アイビス。(どちらか、もしくは両方9110pt以上)
ランク戦において、アイビスで犬飼の集中シールドを砕き、イーグレットで二宮のシールドに防がれたところを見るとトリオン能力は中庸~やや高い様子。
前述の通り、「型にはまらない自由な才能」の持ち主であり、数少ない天才型であるとされるため、射撃のセンスは相当なものだと思われる。