2007年10月1日に豊橋鉄道からバス事業を継承した当社の完全子会社である。
愛知県東三河地方に路線バスを運行する他、豊橋・豊川から東京や京都へ向かう高速バスを運行している。
車両は全て三菱ふそう製で統一されている。
路線
一般路線バス
路線名称の前の数字は路線系統番号
豊橋駅前バス停発着
02伊良湖本線 | 藤沢町・豊橋ハートセンター・渥美病院・田原駅前などを経由し伊良湖岬へと向かう系統。日中運行がない小浜・二回新田を経由する小浜大崎線を補完するため、大崎北停留所までは小浜大崎線と同一ルートを走る。 |
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05~09中浜大崎線 | 藤沢町・ユタカ自動車学校・豊橋ハートセンターを経由し、大崎・トピー工業前・デンソー前を結ぶ路線。平日朝に1本だけろう学校前までノンストップの急行バスが存在する。この急行系統に限り、藤沢町を経由しない。 |
11・12小浜大崎線 | 藤沢町までは中浜大崎線と同一ルート。藤沢町から先、小浜・二回新田を経由して大崎へと向かう路線。大崎北までは伊良湖本線が日中1時間に1本程度運行している。起終点である大崎バス停には朝と夕方にしか乗り入れないので注意。 |
21・22・25三本木線 | 北山・三本木町を経由し野依までを結ぶ系統。西高師野依間は2009年から5年ほど運行がなかった。 |
32・34~37豊橋技科大線 | 北山・浜道を経由し、技科大前・りすぱ豊橋・福祉村を結ぶ路線。北山までは三本木線と同じルートを走る |
50牛川金田線 | 台町・瓦町・牛川を経由して金田住宅前までを結ぶ路線。 |
61~63飯村岩崎線 | 豊橋医療センター・葦毛湿原・柳原団地を経由し、市内線の終点である赤岩口および多米峠口を結ぶ路線。ただ普通に赤岩口に行くのであれば市内電車に乗った方がいい。本数多いし運賃安いし。 |
45・47天伯団地線 | 台町・江島町・藤並を経由して天伯団地へと向かう路線。天伯団地へ直接向かわずサイエンスコアを経由する系統もある。 |
65西口線 | 台町を経由して西口へ向かう路線。豊橋駅西口と豊橋駅東口を結ぶ系統ではないので注意。 |
68岩田団地線 | 台町・大池を経由して岩田団地へと向かう路線。岩田団地周辺では循環している。 |
55~57二川線 | 舟原・高師原口を経由して二川駅・シンフォニアテクノロジー・一里山までを結ぶ路線。元々はJR東海バス浜名線の一部だった。不定期運行だが東海大会ホール前へ行く系統もある。 |
70~75豊橋和田辻線 | 舟原・豊橋創造大学正門を経由し、和田辻・嵩山・四ツ谷を結ぶ路線。豊橋駅前を発着する路線だが、新城営業所の管轄となっており高床車が運用に入ることも多い。 |
90~92・94~96豊川線 | 正岡・心道教前を経由し、豊川体育館前・豊川市民病院・豊川駅前を結ぶ路線。こちらも豊橋駅前発着路線だが新城営業所の管轄となっており、高床車が運用に入ることも多い。一部の系統は豊川市コミュニティバスに乗り入れ、本宮の湯へ向かう。 |
97新豊線 | 豊川駅前までは豊川線と同じルートを走り、新城富永までを結ぶ路線。こちらも新城営業所の管轄。 |
83・85~89豊橋市民病院線 | 新栄を経由して豊橋市民病院へ向かう系統と吉川町を経由して豊橋市民病院へと向かう2つの系統が存在する路線。吉川町経由はかつて名鉄バス東部の西浦豊橋線、西浜循環線の一部だった。豊橋鉄道初のノンステップバスが導入されたのはこの路線 |
84卸団地線 | 吉川町を経由して総合スポーツ公園までを結ぶ路線 |
165西口豊橋市民病院線 | 西口線と豊橋市民病院線を直通する系統 |
168岩田団地豊橋市民病院線 | 岩田団地線と豊橋市民病院線を直通する系統 |
171・176和田辻豊橋市民病院線 | 豊橋和田辻線と豊橋市民病院線を直通する系統 |
80・81牟呂線 | 豊橋駅西口から成田記念病院・往完町・築地橋を経由して再び豊橋駅西口に戻ってくる循環系統。途中道幅が狭い区間を通る関係上小型車や中型車がほぼ専属的に使われる。 |
82神野ふ頭線 | 豊橋駅西口から往完町を経由し西ふ頭北までを結ぶ路線。土休日は西ふ頭北へ向かわずライフポート止まりとなる。神野ふ頭内では往復が同じ停留所に停車するなど利用には若干注意が必要。 |
その他豊橋市内系統
レイクタウン線 | 渥美線大清水駅を中心にレイクタウン・豊橋南プラザを結ぶ路線。豊橋南プラザへは日中のみ乗り入れる。 |
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田原地区
伊良湖本線 | 渥美病院を起点に田原駅前・江比間を経由し、伊良湖岬・保美を結ぶ路線。沿線にある福江高校の登校日に限り、渥美支所を経由する系統もある。系統番号はない。 |
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伊良湖支線 | 渥美病院を起点に赤羽根・和地・堀切を経由して保美を結ぶ路線。 |
新城地区
田口新城線 | 新城市民病院を起点に本長篠バスターミナル・鳳来寺を経由して設楽町田口までを結ぶ路線。本長篠バスターミナルから田口まではかつて存在した豊橋鉄道田口線の代替路線となっている。平日に限り海老車庫行が、毎年11月の土休日のみ鳳来寺山頂行が存在する。 |
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おでかけ北設津具線 | もともと豊鉄バスの直営路線だったものを沿線自治体である設楽町が引き継いだもの。ただし運行車両は豊鉄バス新城営業所の車両が使われている。 |
高速バス
新宿・豊橋エクスプレスほの国号 | 田原駅前・植田車庫・藤沢町・豊橋駅前を経由し、東京の練馬駅北口を結ぶ高速バス。関東バス丸山営業所との共同運行で夜行便のみ。かつてはJRバス関東、JR東海バスとの共同運行だった。 |
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ほの国号 | 路線名としては豊橋京都線。植田車庫・豊橋駅前・東名豊川を経由して京都駅八条口を結ぶ路線。豊鉄バスの単独運行で昼行便のみ。 |
この他コミュニティバスの運行受託も行っている。
車両
冒頭でも記述したとおり、車両はすべて三菱ふそう製。車体は、三菱自動車バス製造製に一本化されるまで、エアロスターなどの大型車は三菱自動車工業製であったが、名鉄グループとしては珍しく観光バスの一部に新呉羽自動車工業製も存在した。
車体色は赤と白の名鉄バスグループ共通のものと、メインイラストにもなっている白地に濃淡グリーン2~4色のグラデーションを纏う「ワン(ノン)ステップグリーンバスが基本だが、一部に移籍前の名鉄バスの塗り分け(通称岐阜塗り)で運用されている車両やラッピング車、都市新バスシステム対応車を示すシティシャトル色などもある。
実は1両だけ豊鉄バスが直接導入したのにグリーンバス色ではない岐阜塗りで窓下に緑のラインが追加された仕様で導入された車両があるが、現在はラッピングの下に隠されてしまっている。
車両番号
各車両に3ケタの固有の番号が割り振られており、百の位に導入年度(2007年導入車までは元号の下一桁、2008年導入車からは西暦の下一桁)、十の位と一の位で固有番号と車種を表す。
例えば605は平成6年導入の路線車を意味する。
行先表示
2002年までに導入されたバスは幕式を採用しており、2003年以降導入車はLED式を採用している。
幕車に限り、前面幕ではデンソー前バス停行き(08系統中浜大崎線)の表示には専用のロゴが使用される。過去にはのんほいパーク行き(路線廃止)、伊良湖フラワーパーク行き(2005年閉園)の路線でも専用のロゴが使用されていた。また回送や「豊橋鉄道」という字が大きく、側面幕全体に表示される。
LED車の側面表示器は2段式になっており、上段に路線名が横書で、下段には始発バス停・主要経由バス停・終着バス停が表示される。
運賃箱
小田原機器製の運賃箱が2005年1月より導入されている。バーコード式整理券や小銭の読み取り機能を備え、将来のICカードの導入にも対応している。(ただし豊鉄バスでは今のところICカードを導入していない。親会社はとうの昔に対応済み。)
液晶画面を装備しており、走行中など運賃箱が動作していない時は日付・時刻・系統番号(運賃表示器に設定されたもので行先表示器で表示される路線番号とは異なる)整理券番号が表示され、動作中は運賃・投入金・投入した整理券の番号等を表示する。
なお豊鉄バスの乗車券や回数券にはバーコードが印字されておらず、そのまま投入するとエラーを吐くが、一向に改善される気配がない。なお乗車券や回数券を投入してエラーブザーが鳴ったとしてもきちんと運賃を支払っていることに変わりはないので運転士が確認して普通に降ろしてくれる。