『STARWARS(スター・ウォーズ)』シリーズの主要登場人物。惑星キャッシーク出身のウーキーと呼ばれる種族。人間種よりも長命であり、『エピソード3』でもヨーダと共演した。
ハン・ソロに命を助けられたため、ウーキーの伝統に従い、彼と行動を共にしている。唸り声に聞こえるのはウーキーの言語である。
ミレニアム・ファルコンの副操縦士として、ハンやランド・カルリジアンと共に活躍し、白兵戦においても怪力とボウキャスターと呼ばれる銃で活躍する。
エピソード4~エピソード6にわたり、ルーク・スカイウォーカーやソロ、レイア・オーガナらとともに、反乱同盟軍の戦力として活躍した。特に、エピソード6では、帝国軍のAT-STウォーカーをエンドアの原住民イウォークと協力して拿捕し、第2デススターのシールド解除に大きく貢献するという大役を果たした。
人気の高いキャラクターであり、人間よりも長命の種族であるという設定であるという点も相まって、チューバッカがハン・ソロと出会う以前に当たる旧共和国時代を描いた映像作品でもゲスト的に出演している事が多い。
映画『エピソード3』では独立星系連合のバトルドロイドから故郷の惑星キャッシークを守るウーキーの戦士として登場。
オーダー66によりジェダイがクローントルーパーから攻撃を受けた際には仲間のターフルと共にヨーダを匿い、脱出ポットで惑星外へと脱出させた。
その数年前を描くCGアニメ『クローン・ウォーズ』ではウーキーと同じ星系の出身で彼らと仲の悪い爬虫類種族トランドーシャンにより拉致され、彼らの狩猟ゲームの標的にされかける。
しかし、同様に連れてこられたアソーカ・タノらジェダイ・パダワン(見習い)のグループと協力し、ウーキーの高い技術力で通信機器を修理してターフルと連絡を取って救援を呼び、チューバッカらを拉致したトランドーシャンのグループを打倒することに成功する。
家族
キャッシークには父親のアテチトカック、妻のマーラトバック、息子のランパワランプが暮らしており、1978年に放送されたテレビ番組「スターウォーズ:ホリデースペシャル」に登場している。
また、スピンオフ作品に登場する甥のローバッカはフォースの素養を持ち、チューバッカの勧めでルークが創設したニュー・ジェダイ・オーダーに入り、ハンとレイアの子供たちとともに活躍する。
最期
ユージャン・ヴォングとの戦いの中、惑星サーンピダルで多くの難民とハンの息子アナキン・ソロを助けるため、壮絶な最期を遂げる。彼のハンに対する「命の借り」は息子ランパワランプと甥ローバッカが受け継ぐこととなった。
本編に出てくる主要人物の最期がスピンオフで描かれるのはスターウォーズ作品群においてとても珍しいことである。