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概要

密輸業者ハン・ソロの所有する改良型コレリアン・エンジニアリング社製YT-1300軽貨物艇。

通称「銀河系最速のガラクタ」。

ソロやそれ以前の所有者によって合法的あるいは違法な改造が何度も繰り返され、原型の機体をはるかに上回る性能を持つ。しかし、無理な改造のせいで不具合が出ることも多い。

ハイパードライブ起動時には光速の1.5倍の速度を出すことができ、銀河系最速を誇る。

ソロはランド・カルリジアンとの賭けでファルコンを手に入れたが、それ以前にも何人ものパイロットがこの船を操縦しており、実際、エピソード3に一瞬だが登場している。

エピソード4~6ではソロの船として活躍するが、エピソード7より前の時間軸で盗まれてしまいソロの元からしばらく離れてしまう。エピソード7の時期には砂漠の惑星ジャクーに放置されていたが、ファースト・オーダーからの追撃を逃れる際にレイが乗りこんで起動させたことで戦場に復帰。終盤におけるスターキラーへの総攻撃の際にも重要な役割を果たした。

立体物

  • バンダイの1/144スケールシリーズにラインナップ。本船が登場した各エピソード仕様で立体化されている。
  • タカラトミーのキャラトミカシリーズにラインナップ。(仕様は「フォースの覚醒」のもの)

小話

初期デザインは、細見の棒型の形状をしていた。だが、監督のジョージ・ルーカス氏が納得のいくデザインでなかった。曰く『【スペース1999】のイーグル号に似ているから』

とのことで、納得のいくデザインが誕生するまで何度もスタッフ達とリデザインを繰り返していたという。

そして、昼食時にスタッフと一緒に食べたピザの形状からヒントを得て現在のデザインになった(※)。確かに機体後部の排気口がサラミのように見えなくも...?

また、初期デザインの細身のファルコンは、ブロッケード・ランナーに流用された。

※このエピソードにはいくつか異説があり、リデザインを担当したジョー・ジョンストンの語るところによると「自宅の流し台にあった皿を2枚組み合わせて円盤に」「前後をはっきりさせるために突起物とエンジンノズルをつける」「すでに作ってあった旧ファルコン号のコックピットを(左ハンドル主体のアメリカでは)見慣れない右ハンドル位置につける」「コックピットと釣り合いをとるため左側にパラボラアンテナを設置」というプロセスを経てこの形になったらしい。

ゲーム

スター・ウォーズ:バトルフロント(2015)

航空機のみで戦うゲームモード「ファイター・スコードローン」などで登場。

ステージ中に現れるヒーローピックアップを入手すると使用することが出来る。

基本となる量産型のスターファイターはスターカード(ミサイルやシールドなどの特殊機能)を二つしか持っていないが、こちらはシールド、オーバーブースト(加速)、ミサイルと全て備えた万能機。

この機体を入手したプレイヤーがどれだけ活躍できたかが戦局に影響する。

尚、たまに中のハンなどが喋る。

スター・ウォーズ:バトルフロントⅡ

通常の機体よりも高性能な「ヒーローシップ」として登場。ヒーローシップは基本1機1バリエーションだが、ファルコンは「ハン・ソロとチューバッカ」「レイとチューバッカ」「ランドとL3-37」の3バリエーションが存在しそれぞれ特性が異なる。

・ハン・ソロとチューバッカ…攻撃力に特化した機体

・レイとチューバッカ…耐久力と回復力に特化した機体

・ランドとL3-37…サポート能力を持つ

いずれもファルコンシリーズの特徴として高い耐久力と攻撃力を持ち、破壊目標への攻撃に最適だがその巨体ゆえに被弾が多く、また機動性も低いためドッグファイトは不向き。

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ミレニアム・ファルコン
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