TIEアドヴァンストx1
たいあどゔぁんすとえっくすわん
製造元 | サイナー・フリート・システムズ(SFS)社 |
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製品 | TIEシリーズ |
型式 | ツイン・イオン・エンジン・アドヴァンストx1 |
級種 | 宇宙戦闘機 |
技術設計に関する情報
全長 | 9.2 m |
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最大加速度 | 4,150 G |
MGLT | 105 MGLT |
最高速度 | 1,200 km/h(大気中) |
エンジン | SFS社製P-s5.6ツイン・イオン・エンジン 2基 |
ハイパードライブ能率 | クラス4.0 |
動力機関 | SFS社製I-S3Aソーラー・イオン化リアクター |
シールド | あり |
装甲 | 強化デュラスチール合金 |
航法システム | あり(10回のジャンプ制限) |
武装 | L-s9.3レーザー・キャノン 2基 |
操縦要員 | パイロット 1名 |
乗客定員 | なし |
積載重量 | 150 kg |
航続期間 | 5日間 |
TIEファイターの後継機種として実験的に作られた高性能型プロトタイプ宇宙戦闘機。レジェンズでは同様の機種としてTIE/x1以外にもx2、x3、x7の各機種が登場している他、カノン時系列でも「反乱者たち」で尋問官達や部隊長(もしくはエース)専用機として実戦投入されていた前身機種のv1が確認されている。
従来の量産型(ln)からの大きな変更点として戦闘時に敵の攻撃を防ぐシールド発生装置と、回数が限定されてはいるが星系間で超光速移動を行うハイパードライブが搭載されたという点が挙げられる。そのためこの機種は従来のTIEファイターと比較して耐久性と行動範囲が大きく上回っている。
実験的に作られたプロトタイプなので極少数のみが製造、配備されており映画ではエピソード4でダース・ベイダーがその2名の部下が操縦する2基のTIEファイターを僚機とし、ヤヴィン星系でデス・スターに対する反乱同盟軍からの攻撃を退けるためにこの機種で出撃している。
ベイダーの強力なフォースや高度な操縦技術と相まって反乱軍のXウィングやYウィングを数多く撃墜した。
最終的にハン・ソロが操縦するミレニアム・ファルコンの不意打ちによって部下2名の機体が撃墜され、ルーク・スカイウォーカーの操縦するXウィングによってデススターも破壊されてしまうがベイダーの機体はどうにか攻撃から持ち直し、ハイパードライブを使用して帝国領への生還を果たした。その際、機体のダメージから一度は墜落してしまったが、のちに回収・修復され前線に復帰した模様。映画では「帝国の逆襲」以降の作品でのベイダーの活躍がもっぱら艦隊指揮やルークとの決闘に絞られたためか出演しなくなってしまったが、「新たなる希望」〜「帝国の逆襲」間を扱ったコミックス群で登場することがあることから、ヤヴィンの戦い以降もしばらくは乗機として使用されていた模様。
コスト面の問題からTIE/x1が大量生産されることはなかったが、この機種に投入された最新設計は後のTIE/saボマーやTIE/inインターセプターに多く引き継がれることになる。両機種の特徴的な折りたたみ型の主翼はx1のデザインを継承したようにも見える。
レジェンズの世界線では、x1以降の試作機開発も続行され最終的には試作機x7をベースに開発された最強のTIEシリーズと名高いTIEアヴェンジャー等の後継機種として実を結ぶこととなる。