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Bウィング

びーうぃんぐ

Bウィングは映画「STARWARS」シリーズに登場する宇宙戦闘機(スターファイター)の一種である。
目次 [非表示]

概要

 映画STARWARSシリーズに登場する宇宙戦闘機(スターファイター)の一種。所属は反乱同盟、およびその後進国家・組織である新共和国・レジスタンス。初登場は第3作「ジェダイの帰還」だが、劇中では姿を見せたくらいでそれほど活躍はせず、後年のアニメ反乱者たちで試作機が再登場し、詳しい性能が明らかになった。


性能

全長16.9m
最高速度950km/h(大気中)
ハイパードライブクラス2 ※
武装レーザー砲(4門)
プロトン魚雷発射管
イオン砲
合成ビーム・レーザー(試作機のみ)
乗員パイロット1名、砲手1名

※同じ爆撃機カテゴリーに属するYウィングがクラス1なので、Bウィングのほうが若干遅い

  • 種別は強襲用スターファイター。製造はスレイン&コーピル社。なお、XウィングYウィングAウィングがそれぞれ機体の形状がアルファベットを模しているのに対し、Bウィングは翼を折りたたんだ際の薄い独特の機体からか、試作機時代にはすでにブレード(=(剃刀などの)刃)・ウィングと呼ばれたので、BladeのBをとって命名されたと思われる。
    • もっとも試作機の話は後年のスピンオフ作品で語られた話なので、初登場時には「BladeのBからとった」という設定があったかは不明。ただし、設定のみではあるがBウィングのみの「ブレード中隊」なる部隊の存在が明かされている。
    • 他にも、大文字のBではなく小文字のbを逆さにした形状に似ているからという説もある(それならPウィングで良いような気もするが)。

  • 速度、ハイパードライブともに既存のXウィング、Yウィング双方よりも若干劣るが、特筆すべきはその火力。その攻撃力はYウィングを超え、(裏設定ではあるが)エンドアの戦いではBウィングからなる「ブレード中隊」がインペリアル級スター・デストロイヤーを撃沈している。
    • さらっと書いているが、実はこれは大変なことである。数の多さばかりに目が行きがちなイペリアル級だが、一隻を相手どるだけでも本来は大変なのだ。実際、スカリフの戦いでは、当時の反乱同盟艦隊の総力(ラダス提督の旗艦以下全クルーザー1フリゲート3コルベット9ガンシップ3輸送船12スターファイター42機+α)に対し、インペリアル級2隻で拮抗した戦況を生み出しており、Yウィングのイオン魚雷の一点集中攻撃によるシステム破壊とスルフィナ級コルベットによる体当たりという奇策でようやく排除できるレベルであった。
  • その反面、戦闘機同士のドッグファイトもある程度できるYウィングに対し、Bウィングは対艦攻撃に特化しているため、敵戦闘機に対しては味方の護衛を頼ることになる。
  • 登場は第3作「ジェダイの帰還」と早いのだが、同作での出演はほぼちょい役。デススター攻撃に向かう戦闘機隊の最後尾にくっついて行き、攻撃準備としてSフォイルと呼ばれる可動翼を開きその姿を見せたと思ったら、シールドを回避したシーンを最後にスクリーンから姿を消してしまった。初登場仲間のAウィングが(いい意味でも悪い意味でも)目立った活躍をしているのに対し、なんか不憫である。
    • 一応、設定ではシールド回避が間に合わず、数機のBウィングが突っ込んで爆散したということや、Bウィングのみで編成されたブレード中隊の活躍で、インペリアル級スター・デストロイヤー"デヴァステーター"が撃破されたこと(終盤、アクバー提督がスーパー・スター・デストロイヤーへの集中攻撃を命令しているシーンの背景で爆沈しているインペリアル級が"デヴァステーター"とされている)などがファンの間では語られている。
  • 後年、アニメ作品「反乱者たち」で試作機プロトタイプB6が再登場し、詳しい性能が描かれた...のだが、明らかになったその性能は
    • 駐機状態では機体を横に寝かせる
    • 発信時は機体を寝かせたまま浮かせ、高度をとってから機体を垂直にする
    • コックピットがジャイロ機能で水平を保ち、機体の方が回転する
  • など、フォースの暗黒面が裸足で逃げ出すレベルの変態機構満載の新型機であることが判明した。
    • なお、高防御・高火力を両立させたがゆえ一機あたりのコストが高すぎてYウィングとの完全な入れ替えはできなかったという設定が旧三部作であったらしいが、こんな複雑な機構を入れたらコストが高くなるのは避けられないだろう...というか、コスト以外にも色々ありそうだが。実際、整備性はYウィングに比べてかなり悪化しているらしい。
    • 加えて、「反乱者たち」ではモン・カラマリ種族の技師クアリーが開発を請け負っていたことが描かれている。モン・カラマリ種族は高い造船技術を持ち、自分のところで作られた客船やら移民船やら惑星探査船やらの非戦闘宇宙船を短時間でスター・デストロイヤーとタメを張れるレベルの重武装艦に改造しちゃうことで知られているので、独特な機影のBウィング誕生にモン・カラマリ種族が関わっていることを聞き、大いに納得したファンもいたはずである。
  • 一方で、続三部作では,XウィングとAウィングは引き続きレジスタンスの主力戦闘機として、Yウィングも後続モデルがエクセゴルの戦いで活躍しているのに対し、Bウィングはほとんど登場していない。かろうじて、エクセゴルの戦いに向かうレジスタンス部隊に混ざっているのが確認されているが、エクセゴル到着後ジストン級の苛烈な砲火で一機のBウィングがコックピットをもぎ取られたのが描かれたのを最後に、再びスクリーンから姿を消した。不憫。

他には一応、レジスタンスの兵員輸送機(寄せ集めで作った急造品)のコクピットに本機のものが流用されている。


派生機種

A/SF-01 Bウイング・スターファイター

  • 一般的に「Bウィング」として知られている機体。「ジェダイの帰還」「スカイウォーカーの夜明け」に登場。
  • プロトタイプB6(後述)をもとにスレイン&コービル社が生産した量産タイプである。エンドアの戦いなどに参戦したのはこのタイプ。

プロトタイプB6

  • 反乱者たち」に登場したA/SF-01の試作機。通称「ブレード・ウィング」。
  • ほぼ量産型と変わらない性能をしているが、最大の違いとして4門のレーザーキャノンを連動させてエネルギーを合成して打ち出す"合成ビーム・レーザー"を搭載している。規模こそ小さいものの、複数の砲門から出したエネルギーを一点に集中させるという方法はデススターのスーパーレーザーに通じるものがある。
    • この合成ビームの威力は凄まじく、たった一機の攻撃で帝国の軽クルーザー一隻をいとも容易く沈めてしまう。これを見せつけられた帝国のエージェント・カラス「そんな...バカな...」と呆然としていた。
    • 一方で、この兵装にはかなりのエネルギーを使用するため、連射ができないどころか、一度撃つとハイパースペースへの逃亡が不可能になるという、なんとも漢のロマンに溢れたスペックになっている。そのあまりにもロマンにあふれた性能のためか、この兵装は量産タイプでは外されてしまった。

関連タグ

STARWARS ジョージ・ルーカス 宇宙戦闘機 反乱同盟


Yウィング:同じ陣営で運用されてた先輩格。同機の後継機種と目されていたが、高コストとメンテナンスの難しさを理由に完全な置き換えには至らなかった。

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